4月の11日から始まったカディ展。何日まで、という終わりはなく、毎日ちょこちょことカディを入れ替えている。インドの手紬、手織りの布、カディ。
太い糸から細い糸まで、作り手の技術によって出来上がりも様々。太く粗い糸でざっくり織ったものは、おもにカディを作り始めて間もない職人の手によるものだとか。わたしが持っているカディの布は、いちばん古いもので10年以上前に買った、それこそごわっとした粗い目の布。これを織った人は今頃、細い糸で サリーも作れるようになっているかもしれないな。
カディ展の店番をしていると、ほんとに人それぞれ選ぶものが違うことに驚く。
皆、いちまいいちまい広げては、じっくりその織り目を見て、風合いを指先で確かめて、「これ」といういちまいを選んでいる。白地に茶色のラインが入ったものを好む人もいれば、ピンク地に紺のラインを選ぶ人も。用途を尋ねると、圧倒的に「首に巻いてショールにします」
という人がほとんど。現地ではリキシャ(三輪タクシー)のドライバーが首に巻いてタオル代わりにしている。ここ日本では、かわいい女の子たちがおしゃれにカディをショールにしている。
おもしろい繋がり。
根本きこ
フードコーディネーター |



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