

『正しい恋愛のススメ』の後半には、ついに博明と玲子の関係が美穂にバレてしまうという、衝撃の展開が待っている。その難しい心の動きを演じるために、2人はどんな工夫をしているのだろう?
仲程「父親のいない生活を3歳のころからずっと続けてきて、自由奔放な母親を責めるわけでもなく明るく過ごす中で、それでもやっぱり美穂の中にたまっているもの、仕方がないと閉じ込めていたものってあると思うんです。それが、博明と玲子さんという、一番信用していた2人からの裏切りがあって。そこで美穂の変化をどう出せばいいんだろう、って監督にすごく相談しましたね」
──美穂 vs. 玲子の、女の戦いもあるわけですし。
仲程「母親だからこそ許せない、女として負けたくないという気持ちをうまく出したいなって思っています。それに、ドラマを見てる人に“美穂じゃ玲子にはかなわないだろう”ってあからさまに思われないように、ただパワーで押すだけじゃなくて、美穂を魅力的に演じたいですね」

――ウエンツくんは? 役に入り込み過ぎちゃって困ってたりして?
ウエンツ「いや、それはないです。確かに、実際のオレは“どうでもいいや”って思ってる頃の博明とは違っていろいろ考えてるけど、逆にカットかかった瞬間に博明は抜けちゃうんで。でも、それとはまた別の高い位置で気持ちをキープしておくというか、いつでも博明に入れる状態をずっと保つのが自分一人じゃあんまりできないから、現場で仲程ちゃんとか半田くんたちと撮影の合間の空き時間にふざけたりして、周りの人たちに手伝ってもらってます」
――だけど、最終週の台本をまだもらってないとか。
仲程「そうなんですよ! 途中にもたっぷり視聴者の方をドキドキハラハラさせるような出来事はたくさん仕込まれてて、私たちも先が気になって仕方がないのに、“まだ見せない”って。“想像と違うことが起きる”とか“いい意味で裏切るから”って。そんなこと言われたら、知りたくなっちゃうじゃないですか〜。それに、この先必ず自分が演じることだから、どうなるのか怖くって」
ウエンツ「でも、どんなラストになるにせよ、みんなが悲しくなることだけは避けたいですね。どっちにしろ、もう傷ついている人はいたりするから、みんながみんな幸せに、というワケにはいかないだろうけど、さあ、そこがどうなるか……」
それでなくても怒涛のシチュエーション続出の『正しい恋愛のススメ』が、毎日どんどん話が進む昼ドラになったら、そのスピードはさらに加速!? ジェットコースター並みに繰り広げられるラブ・バトルを、どうぞお見逃しなく!
カメラ/関 俊也