

博明は高校3年生。ルックス上々、結構かわいい彼女・美穂がいて、成績もまあまあ。たいした不満はないけれど、なんとなく退屈な毎日を送っているフツーの17歳だった。ある日、クラスの委員長の護国寺に頼まれて「出張ホスト」のアルバイトを始め、魅力的な女性・玲子と出会う。いままで経験のない恋愛感情に目覚めた博明だったが、その玲子が美穂の母親だったものだから、事情はどんどん複雑になっていき……。
雑誌「コーラス」掲載時から、そのストーリー展開が毎号読者をドキドキさせた、一条ゆかりさんのマンガ『正しい恋愛のススメ』がドラマ化されました! 博明役は、母性本能をくすぐる笑顔で人気のウエンツ瑛士くん、美穂役は、PINKYモデルとしても活躍中の仲程仁美ちゃん。顔を合わせた2人の会話は、放送開始を待つばかりのドラマのことから始まって……。
仲程「ねぇ、完パケ(編集が終わったドラマ)、見た?」
ウエンツ「見たよ〜。もらった第1週分まとめて繰り返し繰り返し、今朝6時まで見ちゃった。でも、オレ、反省するところばっかり。こんなに、自分が核になるドラマをやるのは初めてだから、心の中の迷いとか緊張が完全に顔に出てたし
仲程「私もすっごく緊張してるのが目について、イヤになっちゃった。もともと緊張が顔に出るタイプじゃないのに、ドラマのキーパーソンになる役だから、しっかり責任をもって伝えていかなきゃ、って思ったら、もう(苦笑)」
――撮影はもうだいぶ進んできてるんですよね?
仲程「そうなんです。その完パケの中のウエンツくんを見て、“あ、博明って最初はこんな感じだったんだ”って思うくらい、顔が変わってきてるんですよ。私もそうですけど、スタジオ全体の雰囲気が、物語の流れに乗っちゃってきてる。すごい変化があるんだな、って思いましたね」

――ところで、原作を読んでどう思いました?
ウエンツ「こういう恋愛のマンガ、読んだことなかったんです。少女マンガというのも読まないですし。だから、原作読んでも、正直よくわからなかった。なんでこういうのに女性がハマるんだろうって……。でも、博明役をやるようになって、もちろん博明とオレは違いますけど、“女性って、こういうときにはこんな気持ちなんだな”とか“こういう言葉を言ってほしいんだろう”という、読めない部分が多少わかるようになったかな、と思いますね」
――じゃ、ちょっと仁美ちゃんに優しい言葉かけてみたり?
ウエンツ「いや、それじゃ普通なんで、気持ちがわかるからこそ厳しい言葉も言えるという、逆の使い方してます(笑)。第一、オレじゃなくていいですから、そういうこと言うのは」
仲程「護国寺役の半田健人くんが優しいんですよ。現場でもそうだし、原作では基本的にはすっごくクールな役なのに、ドラマの中ではもっと優しそうな表情がふと出たりする。彼の持ち味かな、って思ったりしますね」
ウエンツ「だから優しい人、2人も要らないでしょう? そんないっぱい優しくされても、ちょっと調子に乗るだけなんで」
仲程「つけ上がっちゃうね(笑)」
ウエンツ「はい、それわかった上ですから(笑)」
カメラ/関 俊也