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浅田次郎原作 映画「オリヲン座からの招待状」メインテーマ曲

上原ひろみスペジャル・インタビュー インタビュー第2回では、上原さんと“映画”のプライベートでの関わりを中心にお伺いしました。好きな作品の話になると身を乗り出すようにして、次々とタイトルを挙げてくださり、話が止まらない状態に。キラキラと瞳を輝かせて話す姿が、とても印象的でした。

Profile 1979年生まれ、静岡県出身。6歳よりピアノを始め、同時にヤマハ音楽教室で作曲を学ぶ。17歳でジャズピアノの巨匠チック・コリアと共演して注目され、99年には米・バークリー音楽院に入学し主席で卒業。在学中の2003年にアルバム『Another Mind』で世界デビューして以来、年に約200回の公演を行うなど、世界を舞台に精力的に活動中。
公式サイトhttp://www.hiromiuehara.com
上原ひろみ スペシャルインタビュー
1 脚本を読んだとたん、ストーリーに導かれて自然に旋律が生まれました。
2 映画は、旅先でも常にチェック。この作品はぜひ、「オリヲン座」で観たい!
映画「オリヲン座からの招待状」あらすじ
「オリヲン座からの招待状」所収 鉄道員 浅田次郎 著「オリヲン座からの招待状」所収 鉄道員 浅田次郎 著
単行本 1575円(税込み)文庫 500円(税込み)
ご購入はこちらご購入はこちら

「オリヲン座からの招待状」映画オリジナル・サウンドトラック「オリヲン座からの招待状」映画オリジナル・サウンドトラック

品番:UCCJ-2063
価格:3000円(税込み)
発売元:ユニバーサルミュージック
クラシックス&ジャズ

上原ひろみ INFORMATION
上原ひろみ〜Hiromi's Sonicbloom ニューアルバム「タイム・コントロール」上原ひろみ
〜Hiromi's Sonicbloom ニューアルバム「タイム・コントロール」発売中「タイム・コントロール日本ツアー」
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浅田次郎スペシャルインタビュー

2 映画は、旅先でも常にチェック。この作品はぜひ、「オリヲン座」で観たい!

── 映画音楽を手がけたのは今回初めてということですが、いかがでしたか?

「実は、デビュー当時のインタビューで“夢は何ですか?”と聞かれたときは必ず“映画音楽を作ってみたい!”と答えていたので、このお話を頂いたときは本当にうれしかったんです。夢をかなえていただきました」

── 言い続けていた甲斐がありましたね! ところで、映画をご覧になるのもお好きですか?

「大好き! 国もジャンルも問わず、常に観ています。ただ、映画を見に行くとどうしても作曲家に注目しちゃうんですよ。それこそ、スピルバーグ作品を観ていてもジョン・ウィリアムズ(注:『スターウォーズ』や『ジュラシック・パーク』などを手がけた作曲家)の音楽のほうが、つい気になって…(笑)。だから、サントラ盤を聴くのも大好きです。最近素晴らしいと思ったのは『レモニー・スニケットの世にも不幸な物語』(作曲:トーマス・ニューマン)と、『プライドと偏見』(作曲:ダリオ・マリアネッリ)の2枚です。
ジャンルで言うと、とくにパニックシーンの音楽が好きなんです。感動のシーンは美しいメロディとハーモニーがあればOK、という感じでシンプルに作られているものが多いですけど、緊迫したシーンやパニックシーンの作曲は音と音をぶつけて、それこそクラッシュさせるようにして自由に作れるので、作曲家によってとても個性が出るんです」

── では次は、ドーン! と音をぶつけ合うようなパニックシーンのある映画に挑戦していただきたいです。

「そういうの、やってみたいですね! ただ、ホラー映画は怖くてちゃんと観つづける自信がないので、作曲できないかも…。ホラーじゃないのがいいなぁ…(笑)」

── ところで、世界中でライブを行っている上原さんですが、『オリヲン座からの招待状』のメインテーマである「Place to be」を演奏されるご予定は?

「実はもう、国内2ヶ所とアメリカのフロリダで演奏しました。アメリカのお客さんって、ライブで演奏の合間のMC中にどんどん話しかけてくるんですよ。“どんな映画なの?”とか…。で、ストーリーをかいつまんで話すとみんな“映画が観たい!”って言ってくれて。ライブの後で“アメリカでも配給されるの?”“このお話は、絶対ハッピーエンドよね!?”なんて尋ねてくる人もいて、ちょっと困りますけれど(笑)、曲を聴いた皆さんの頭の中で映像が広がっていって、映画を観たい!って言ってもらえるのは、やっぱりとてもうれしいですね」

── 映画が封切られる11月には、日本にいらっしゃるんですか?

「はい。できれば『オリヲン座』みたいな映画館で観たいですね。“映画が好きな人は、みんな友達”っていう空気があって、そこに来た人みんなに“つながり”が生まれるような、素敵な映画館が増えてくれるといいのに。そうしたらもっと映画が観たくなるし、終わったあとの空間まで楽しめそう。温かい気持ちになって、帰るときに館主さんに“いやぁ、いい映画でした”ってつい言いたくなっちゃうように。あともうひとつ、個人的には、『オリヲン座』の売店でトヨさんが量り売りしている、新聞紙のカップに入ったピーナッツを食べながらこの映画を観たいぞ、と(笑)。(映画会社の広報の方に)実現できませんか?」

撮影/織田桂子 ヘアメイク/神川成二 インタビュー・文/原田千裕(s-woman.net)
(C)2007「オリヲン座からの招待状」製作委員会
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