
ファッションやジュエリーから始まったスワロフスキーのクリスタル人気は、今や照明、建築、インテリアへと様々に活用され、幅広いジャンルを席巻している。その独自の研磨技術で生み出されるクリスタルの美しさと煌めき、質の高さは、世界中のデザイナーやアーティストたちの想像力をかきたて、コレクションのランウェイに登場しないシーズンはないばかりか、スワロフスキー・クリスタルを使ったヒットプロダクツを目にしない日はないほど!
インテリアのフィールドでは古くは、NYのメトロポリタン・オペラハウスやヴェルサイユ宮殿のルイ14世の寝室のシャンデリアなどが有名だが、最近では著名なクリエイターによる、アートとしてのシャンデリアを作るプロジェクトが、ミラノサローネなど世界の展覧会で話題を呼んでいる。その活動が今回、東京、原宿にも飛び火した。
3人のアーティストによってつくられたシャンデリアのある空間、「クリスタル サロン 2008」が期間限定でオープンしたのだ。建築・プロダクトデザイナーのトミタ・ジュン、デザイナーのクラウディオ・コルッチ、フラワーアーティストのMassa Nakagawaの3氏が、各自のテーマに沿って独自の煌きのインスタレーションを創りあげている。
それぞれのクリエイティビティ溢れる輝き空間を訪れると、シャープさやロマンティックさ、繊細さなど、クリスタルの持つ多面性を改めて感じとることができる。そして、同時にクリスタルの底知れぬ魅力に幻惑される。人はどうして煌きに囲まれると、不思議と心踊り、シアワセを感じるのだろう。スワロフスキー・クリスタルのアートなシャンデリア体験、見逃せない。

クラウディオ・コルッチ(デザイナー)
伝統とモダニズムの対比がテーマ。アンティークのチェアー&テーブルを一見暴力的にも思えるほどにカット、その間に強いピンクの光をまとったクリスタルを吊り下げることでパンクともラグジュアリーともいえる不思議空間が生まれている。
〜12月19日(OPEN:13:00〜19:00)
CRYSTAL SALON 2008
東京都渋谷区神宮前1-14-12
SWEET W Tokyo wedding
問い合わせ:スワロフスキー・ジャパン クリスタル・コンポーネント事業部 TEL:03-6718-2382
http://www.swarovski.com/architecture

Massa Nakagawa(フラワーアーティスト)
手前は人を癒してくれる森自身を休ませてあげたいという発想から生まれたバスタブ。その奥は、大地のシャンデリア。長い年月と死をイメージさせる流木にかけられた、生花のグロリオサリリーの赤とクリスタルのシャンデリアの輝きが生命力を表現、人生の輝きを喚起する。

トミタ・ジュン(建築・プロダクトデザイナー)
計算された斜めに広がるクリスタルのラインが中央のキューブを際立たせ、星空に広がるギフトボックスの世界へ誘う。シンプルでモダンな輝きは普遍的な美しさを漂わせ、アングルを変えて見ることでさらなる奥行きを感じさせてくれる。