マンダリン オリエンタル 東京のリュクスな美食サロン

text: kimiko Anzai

先日、『マンダリン オリエンタル 東京』の新しいガストロノミーサロン『エピクロス倶楽部』のプレス発表会があったので、出席してきた。『エピクロス倶楽部』とは、『マンダリン オリエンタル 東京』のシェフやソムリエが、その本格的なテクニックやレシピを一般ゲストに直接教えてくれる料理サロンのこと。『エピクロス倶楽部』という名前は、幸福を人生の目的に掲げ、快楽主義を唱えたギリシャの哲学者、エピクロスにちなんでつけられたという。

この日の担当シェフは、広東料理『センス』の高瀬健一シェフ。『センス』は、“正統派の広東料理にこだわりつつ、プレゼンテーションはモダン“という大人好みのレストラン。だから、レッスンが始まった時は「料理教室+シェフズテーブルのようなものなのかも」と思っていた。

だが、実際にサロンが始まってみると、その予想は違っていた。メニューは、「空心菜のエビソース炒め ホタテの香り焼き添え」や「車エビのSENSE特製マンゴーマヨネーズソース」など本格的なものなのだが、高瀬シェフの説明がとてもわかりやすく、意外に簡単に作れそうなのだ。食材も、日本ではなかなか手に入りにくい高級魚、東星ハタや梅山豚(メイシャントン)を使ったりと、ラグジュアリーホテルならではの贅沢感も味わえる。教わるドレッシングやソースも幅広く使えそうなものが多く、ちょっとしたおもてなしに応用できそう。デモンストレーションは1皿ごとに進められ、その都度テーブルで試食タイムになるのだが、その際は、スタッフがきちんとワインのサービスをしてくれる。そして試食後には場所をラウンジに移し、デザートを味わいつつシェフと歓談という、“マダム好みのお楽しみ”もしっかりプログラミング。

なにより楽しいのは、ホテルの料理サロンにありがちな“シェフのデモンストレーションの見学”だけではなく、実際に調理に参加できること。参加者はホテルが用意したコックジャケットやエプロンに身を包んで、素材を切ったり、自分の皿は自分で盛り付けをしたりと、これがちょっとしたプロ気分で楽しいのだ。

サロンが本格的にスタートするのは10月から。第一回はミシュランで1ッ星を取ったフレンチダイニング『シグネチャー』のオリヴィエ・ロドリゲスシェフを予定しているという。ホテルの味をしっかり習うことができて、ラウンジでの優雅な時間も確約。ラグジュアリーホテルならではのひと味違う料理サロンは、一度経験してみる価値がありそうだ。

  • 鎮江姜汁白茹猪肉片(豚しゃぶロースと野菜のさっとゆでサラダ仕立 鎮江黒酢ジンジャーソースで)
  • 馬來通菜煎帯子(空心菜のエビソース炒め ホタテの香り焼き添え)
  • 香芒棒生汁蝦球(車エビのSENSE特製マンゴーマヨネーズソース)
  • 鼓汁蒸魚豆腐(豆腐と白身魚の合わせ蒸し ブラックビーンズソース)

実施内容

時間 10:30〜14:30
場所 マンダリン オリエンタル 東京 3F バンケットキッチン
内容 料理教室、テイスティング、懇談(デザートタイム)
参加費 ¥22,000(税・サービス料込)
※「少しでもホテルの厨房の雰囲気を味わってもらうために」と、ホテル側でコックジャケットやコック帽、エプロンが用意されている。

スケジュール

第1回 10月1日

テーマ:料理とワインのマリアージュ
フレンチインスパイアダイニング「シグネチャー」料理長 オリビエ・ロドリゲス
マンダリン オリエンタル 東京 シェフソムリエ 加茂文彦

第2回 12月 第1週

テーマ:華やかなおもてなし料理
マンダリン オリエンタル 東京 副料理長 村山茂

第3回 2月4日 第1週

テーマ:バレンタイン・スイーツ
マンダリン オリエンタル 東京 エグゼクティブ ペストリーシェフ 五十嵐宏

問い合わせ

マンダリン オリエンタル 東京
東京都中央区日本橋室町2-1-1
TEL 0120-806-823(レストラン予約)
http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/