2008/05/01更新
畠山直哉『Ciel Tombé〈シエル・トンべ〉』
《シエル・トンべ》2007
Courtesy of the artist and Taka Ishii Gallery
街を建設するための石材を、市街地直下の地中から大規模に掘り出していた都市パリ。その採石場の天井がはがれた状態を意味するのが「シエル・トンベ」、フランス語で「堕ちた天」を意味する単語だ。世界的に高い評価を受ける写真家の畠山直哉が、パリ地下の採石場跡を写真に収めたこの新作展は、タカ・イシイギャラリーで5月23日まで開催中。
http://www.takaishiigallery.com/
 
『ブレス』
死刑執行までのわずかな時間で自殺を企て、失敗する死刑囚のチャン・ジン。そこに、見知らぬひとりの女が訪れ、互いを知らないふたりに恋愛の「天国と地獄」が…! 次作で主演にオダギリジョーを起用することでも話題となり、ヨーロッパでも圧倒的な評価を得る韓国の異才キム・ギドクの14作目は、5月3日よりシネマート六本木ほか、全国にて順次公開。
http://www.cinemart.co.jp/breath/
 
鴻池朋子『隠れマウンテン&ザ・ロッジ』
キュートでありながらどこか毒もある緻密な絵画、立体を駆使した鮮烈なインスタレーションなどで注目を集める鴻池朋子。ビルの2階と5階に展示室を持つミヅマアートギャラリーを山に見立て、鴻池の頭の中とアート作品の物語世界とを冒険できる展示が開催されている。新作絵画とインスタレーションによる本展の開催期間は、5月17日まで。
http://mizuma-art.co.jp/
 
『アイム・ノット・ゼア』
現代最高の吟遊詩人とも称されるボブ・ディラン。リチャード・ギアやケイト・ブランシェット、ヒース・レジャーなどの6人の役者が、詩人、映画スター、革命家など6人のキャラクターとしてボブ・ディランを演じ、激動の人生を送ってきたこのポップスターの真の姿に迫るという斬新なアプローチが、本作品で見事に成功した。シネマライズ・シネカノン有楽町2丁目ほか、全国にて公開中。
http://www.imnotthere.jp/
 
2008/04/23更新
『英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展』
現代美術の世界でもっとも栄誉ある賞のひとつとして、毎年の受賞者の行方が世界から注目を集めるターナー賞。牛の死体を切断し、ホルマリン漬けにしたデミアン・ハーストなど、センセーショナルな表現者も正当に評価するこの賞の、1984年からの歴代受賞者の作品を集めた展覧会が開催される。4月25日から7月13日まで、会場は森美術館。
http://www.mori.art.museum/
 
ジュリィ・ヘッファナン『New Paintings』
アメリカ出身のアーティスト、ジュリィ・ヘッファナン。セルフポートレートと童話世界のような世界観とをクロスオーバーさせた新作絵画作品が、MEGUMI OGITA GALLERYに展示される。5月17日まで開催中。
http://www.megumiogita.com/
 
『ファクトリー・ガール』
アンディ・ウォーホルが作品の制作を行い、また夜な夜なアーティストやミュージシャン、ポルノスター、ドラッグクイーン、ヒッピーなど、あらゆる人々が集まるパーティー会場になっていた「ファクトリー」。そこに舞い降りた飛び切り魅力的なミューズ、イージー・セディウィックの短い生涯を描いた映画が、シネマライズほかにて公開中。主演のシエナ・ミラー、ウォーホル役のガイ・ピアースなど役者たちの演技と、ファッションも含めた当時の空気の再現に注目したい。
http://www.factorygirl.jp/
 
2008/04/11更新
『パラノイドパーク』
『エレファント』『ラストデイズ』などで大人と子供の間の不安定で繊細な青年たちを描いたガス・ヴァン・サント。先行上映されているフランスで「ヴァン・サントのマスターピース」と騒がれている本作では、誤って殺人を犯してしまう16歳のスケーターの少年アレックスを主人公に、音楽と映像の融合で物語が綴られる。4月12日よりシネセゾン渋谷ほか、全国にて順次公開。
http://paranoidpark.jp/index.html
 
『49日後…』
原案=古田新太、池田成志、共演=八嶋智人、松重豊、小田茜。人が死後、現世と来世の間をさまよう49日という期間、「人が死んだ現場を片付ける職業」の人たちはどのような会話をするのか…? 怖くてちょっと笑えるB級ホラー映画のような演劇作品が、4月12日から5月6日までPARCO劇場で、以降、5月25日まで名古屋、札幌、大阪で上演される。
http://www.parco-play.com/web/page/information/49/
 
『Neue Fotografie ノイエ・フォトグラフィー 1920−30年代のドイツ写真』
1920年代にドイツで起こった写真の動向《ノイエ・フォトグラフィー》。当時、世界一民主的と謳われたヴァイマール憲法のもと、第一次世界大戦の敗戦からの復興を目指したドイツでは、工業技術の躍進とあいまって「現実への視点」が新たな視覚表現へと昇華されていた。アウグスト・ザンダーなどが試みた写真表現の絵画の模倣からの解放を再考する本展覧会は、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で6月22日まで開催中。
http://www.mimoca.org/
 
2008/04/04更新
『モンゴル』
浅野忠信主演で、今年のアカデミー賞外国語映画賞ノミネートでも話題となった作品が、いよいよ日本で公開される。浅野が演じるのは、モンゴルの一部族の頭領の息子として生まれたテムジン(チンギス・ハーン)。セルゲイ・ボドロフ監督のもと、全編モンゴル語で大平原を舞台に壮大な闘いの叙事詩が描かれる。4月5日より、丸の内TOEI(1)ほか全国にて公開。
http://www.mongol-movie.jp/
 
2008/03/28更新
『悲しみが乾くまで』
夫を失い打ちひしがれる未亡人のオードリーと、その亡き夫の親友ジェリーとの奇妙な形で始まった共同生活。オードリーをハル・ベリーが、現在はヘロイン中毒で堕落してしまった元弁護士のジェリーをベニチオ・デル・トロが演じ、悲しみを乗り越える繊細なドラマが綴られる。3月29日より、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。
http://woman.excite.co.jp/cinema/kanashimi/
 
第3回企画展 三宅一生ディレクション『XXI c. 21世紀人』
三宅一生、深澤直人、佐藤卓が共同でディレクターを務める21_21 DESIGN SIGHTで、ついに三宅による企画展が開催される。多くの問題が山積みされる現代社会における、手作業によるものづくりの可能性とは? 藤原大、nendo、ベン・ウィルソン、ロン・アラッドなどが参加するほか、イサム・ノグチの貴重な水墨画も展示される。会期は3月30日から7月6日まで。
http://www.2121designsight.jp/
 
『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』
(c)Diorama Films LLC. All rights reserved
昨年、原美術館で開催された個展でも話題を呼んだヘンリー・ダーガー。親類も友人もなく、雑役夫として働きながら誰に知られることもなく部屋で制作した、膨大な数のペインティングと15000ページにも及ぶ小説。彼の生涯の謎に迫るドキュメンタリーとアニメーションを融合した映画が3月29日、シネマライズにてロードショーされる。
http://henry-darger.com/
 
2008/03/21更新
『ザ・フィースト』
マット・デイモンとベン・アフレックがプロデューサーを務め、ザラザラな質感のB級モンスターパニック映画を手がけた。テキサスのバーを舞台に、予想外の展開がスリリングかつコミカルな味わいのもとで繰り広げられる。3月22日、シアターN渋谷、新宿ジョイシネマほかにてロードショー。
http://www.feast-movie.jp/
 
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
『恋する惑星』『花様年華』『2046』などで世界的に高い人気を誇るウォン・カーウァイの最新作。ノラ・ジョーンズとジュード・ロウが共演し、距離をテーマにアメリカの壮大な大地を舞台に愛を描く本作品は、昨年のカンヌ映画祭でオープニング作品にも選ばれて話題になった。上映は3月22日より、全国にて。
http://www.blueberry-movie.com/
 
2008/03/14更新
『ノーカントリー』
今年2月に発表された第80回アカデミー賞で、作品賞をはじめ計4部門を受賞したコーエン兄弟の最新作が3月15日、日比谷シャンテ シネほか全国にてロードショーされる。テキサスの町で、麻薬密売に絡んだ大金をある男が持ち去った。そして、そこに謎の殺し屋や警察が動き出し…! コーエン兄弟の真骨頂ともいえるスリリングなサスペンスが、トミー・リー・ジョーンズやハビエル・バルデムら個性派俳優たちによって肉付けされる。
http://www.nocountry.jp/
 
2008/03/07更新
『ダージリン急行』
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のウェス・アンダーソンが、絶交から1年ぶりの再会を果たし、インドを鉄道で旅する3兄弟を描く。3人がインドの美しい風景の中で繰り広げるとぼけた笑い。演じるのは、『テネンバウムズ』で脚本も手がけたオーウェン・ウィルソン、『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディ、『マリー・アントワネット』のジェイソン・シュワルツマン。公開は3月8日より、シャンテ シネほか全国にて。
http://microsites2.foxinternational.com/jp/darjeeling/
 
2008/02/08更新
『潜水服は蝶の夢を見る』
元ファッション誌編集長ジャン=ドミニク・ボビーの、世界的ベストセラーとなった自伝を映画化した作品。華やかな生活を送っていた彼が脳梗塞で倒れてしまい、意識が戻っても全身が麻痺していて動くのは左のまぶただけ。その左目の瞬きのみで自伝を書き上げたジャン=ドミニクを演じたマチュー・アマルリックは、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。監督は、『バスキア』のジュリアン・シュナーベル。2月9日より、新宿バルト9ほか全国にて公開。
http://chou-no-yume.com/
 
2007/11/16更新
『いのちの食べかた』
私たちが食す肉はどうやって生まれ、果物はどうやって育てられているのか? 日々の食材が生まれる過程を収め、各国映画祭で話題を呼んだ「現代の食事情」のドキュメンタリー映画が、シアター・イメージフォーラムほか全国にて上映中。
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
 

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