
成宮寛貴(なりみやひろき)
1982年9月14日生まれ。東京都出身。
2000年舞台「滅びかけた人類、その愛の本質とは…」(演出;宮本亜門)のケイン役で鮮烈なデビューを飾る。その後TVドラマ等で着実にキャリアを重ね、映画では、2001年「溺れる魚」でスクリーンデビュー。その後、2003年「ラヴァーズ・キス」、2003年「あずみ」と好演を見せる。 |





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ノベライズ
著者:下川 香苗
原作:矢沢 あい
脚色:二階 健
集英社刊 定価:780円
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愛蔵版コミックス
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りぼんマスコットコミックス
  
著者:矢沢 あい
集英社刊 定価:各410円
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人気マンガ家・矢沢あいの『下弦の月』が、この秋、映画化される。物語は、ファンタジックでロマンチックな愛の物語だ。ある日、運命的に出会った19歳の美月とミュージシャンのアダム。ふたりで暮らすため、家を出た美月だったが、交通事故に遭い、意識不明になってしまう。一方、美月の行動に不審を抱いていた恋人の知己は、手がかりを探るうちに、19年前のある事件にたどり着く。それは下弦の月が起こした奇跡だった……。この作品で、成宮寛貴は、美月の恋人・知己を演じている。モッズルック(60年代半ば、ロンドンで流行した若者のファッシヨン)に身を包み、遊び上手な今どきの男の子の役。幻想的な映像の中にあって、唯一リアルでポップな存在感。作品にビビッドな味つけを残している。
「幽霊が出てきたり、生まれ変わりの話が出てきたり……。リアルとアンリアルな世界観と、どっちにもトリップできる作品なんです。 監督の二階 健さんはPVとかを撮ってらっしゃる方で、映像もとてもキレイ。カット割りがきっちり決められていて、まるで1枚の絵画のようなんですよ。ただ、そういう撮り方に、僕自身は慣れてなかったので、どう演じたらいいか最初は悩みました。でも、ファンタジーは大好きなので、とてもいい経験でしたね」
恋人役は『キル・ビルVol1』でタランティーノ監督に大抜擢された栗山千明。共演は初めてとなるが、じつは前からの友達とか。
「前に大勢でカラオケに行ったことがあるんです(笑)。僕は、ラブストーリーを撮ってるときは、本当に相手のことを好きになりたいんですよ。撮影の間だけでも、距離を縮めたいというか、親密になりたい。そういう心理的距離感って、絶対映像に出ると思うんですね。だからって、実際、つきあったりはしないですけど(笑)、今回も、千明ちゃんのこと、大好きでした。すごくかわいらしい子なんです。マニアックで、アニメとか大好きだし。一緒のシーンは、すごく楽しかった」
こんな成宮くんの役作りの成果は、スクリーンにもちゃんと現れている。ラストシーン。美しい横浜の夜景をバックに、美月と知己が愛を語る場面では、まるで本物の恋人同士のようにロマンチックなムードいっぱい!
「そう見えるなら、本当によかったけど、じつはあのとき、時間がなくて、かなり切羽詰まった状況だったんです(笑)。他のシーンでも、時間的に余裕がないことが多くて、役柄に集中するのが難しかったですね。現場でも、ずっとイヤホンで音楽聞いて気持ちをキープしたりして。なんとか役柄をまっとうできました」
インタビュー・文/佐藤裕美
写真/ 映画『下弦の月 ラスト・クォーター』より
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