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NANA2@s-woman.net 姜 暢雄 as レン interview

きょう・のぶお
1979年3月23日、兵庫県生まれ。1998年「第11回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にてフォトジェニック賞を受賞。その後、劇団Studio Lifeに所属しながら、NHK朝の連続テレビ小説『わかば』にヒロインの相手役で出演するなど、数々のドラマ、映画、舞台で幅広く活躍中。12月5日から日生劇場にて、舞台「紫式部ものがたり」に出演。来年3月16日からは、蜷川幸雄演出の舞台「恋の骨折り損」に出演決定。
公式サイト=http://www.cubeinc.co.jp/
姜 暢雄 インタビュー
1.レンとして、ナナのことを愛しく思えました
2.演奏するシーンは、動きよりハートに重点を置きました
NANA2 12月9日より全国ロードショー

昨年9月に公開されて大ブームを巻き起こした映画『NANA』の、キャストを一部リニューアルして続編が登場。今作で完結する映画『NANA2』では、ナナがブラストでメジャーデビュー、そしてハチは妊娠!! 2人の“NANA”を待ち受ける結末とは……?
オフィシャルサイト:
http://www.nana2-movie.com/

2.演奏するシーンは、動きよりハートに重点を置きました

――原作を読んで印象に残ってるのは、どんな台詞ですか?

「城がデカくなればなるほど、孤独になっていく」っていうタクミの台詞に、グッときました。“城”っていうものが地位とか名声じゃなくても、責任のある仕事が積み重なっていけばいくほど、ポツンと取り残されたような瞬間に陥ると思うんですね。そういう部分に共感したというか、あの言葉はけっこう心に残っています。僕も人前に出る仕事をしてるので、仕事ではいろんな人に見てもらいますが、家に帰ってきてひとりの瞬間に、ふと孤独を感じたりしますね。

――役者さんは華やかに見えますけど、周りに大勢のスタッフがいてもカメラの前に立つのは、本人だけですもんね。

だからといって、いつも孤独だとは思いませんよ(笑)。役者っていう仕事をしてると、周りの人がいろいろ気をつかってくれることもありますけど、スタッフさんが世話を焼いてくれることが当たり前にならないようにしたいと思ってるし、これからもそういう気持ちは大事にしていきたいです。作品はみんなで作るものだと思うから、メイクをしてもらったり衣装を着せてもらったりして、周りのスタッフの思いもすべて背負って、カメラの前に立たないといけないなあって。そういう責任感は、いろんな人を見ていて感じるようになりました。がんばってるスタッフの姿を見てるから、現場で待ち時間が長くても苦にならなかったんですよね。

――待ち時間は、どんなことをして過ごしていたんですか?

今回はレンになりきるために、楽屋で静かにしてましたね。待ち時間が長いときは、気分転換にコーヒーを飲んだり、ゲームしたり、マンガ読んだり。マンガは好きですね。最近は人から「おもしろいから読んでみたら?」って『鋼の錬金術師』を勧められて、読んだらハマっちゃいました! 2個上の姉が昔からすごいマンガ好きで、その影響で昔は『花より男子』とか『動物のお医者さん』とか読んでました。

――少女マンガも読んでたんですね。今回、演奏のシーンもありますけど、姜さん自身は楽器の経験はありますか?

ほとんど初めてでした。でも、レンは天才ギタリストですからね。先生に来てもらって練習したんですが、全部あわせて10日間ぐらいしかなくて。その後は自主練でした。ちょうど曲ができたときに、ほかの仕事で練習できなかったのでちょっと大変でしたけど、楽しかったです。僕はプロのミュージシャンでもないし、ギタリストでもないですから、手の動きとかコードも練習したけど、いかにハートがあるかに重点を置きました。いくつかライブのビデオを見て、この人のこういうところがカッコいいなっていうのを参考にして、役者とは違うミュージシャンの見せ方を意識しましたね。ビジュアルバンドは、けっこう見ましたよ。監督からは、ガンズ・アンド・ローゼズとか、シド・ヴィシャスとかを見るように言われました。

――普段は、どんな音楽を聴くんですか?

ロックは聴きますけど、こだわりは特にないですね。レンにあるまじき、なんですけど、最近はコブクロとか聴いたりしてます。レンだったら、絶対聴かないでしょうね(笑)。

――ハチを演じた市川由衣さんの印象は?

最初見たときに、ハチっぽいなあって思いました。礼儀正しいし、お人形さんみたいで、かわいらしいですよね。

――ハチとナナ、ズバリどっちがタイプでしょう?

ナナのほうが好きかもしれない。まるで母親のような瞬間もあったり、ずぶ濡れの子猫みたいな瞬間があったり、常にドキドキさせてくれそうな気がするし、飽きないだろうから。ハチはハチで素直なところがあるので、対照的な2人だけど、どこか同じ臭いをさせてるような気がするんですよね。でも、僕はナナ派です。

――男性の目から見て、カッコいいと思う男性キャラは誰ですか?

やっぱりレンです。タクミも好きですけど、レンのギターに対してすごく純粋なところが好きですね。

――レンのファッションについては?

裸にライダース! ですからねぇ。衣装合わせで最初に着たときは、周りにいたスタッフから「おおっ!」とか言われて、恥ずかしかったです。でも、ずっと着ていると、馴染んでくるもんですね。スコットランドロケのときも、裸にライダースだったのでさすがに慣れました。最近は、プライベートでもレンっぽいテイストの洋服を着るようになりました。皮ジャンの内側がチェックの生地になってて、ちょっとこれイギリスっぽいなって買ってみたり。僕、ものすごいわかりやすい人間ですね。

――ファッションはレンの影響を受けたんですね。では、最後に映画館に足を運んでくれる人へのメッセージをお願いします。

「NANA2」はキャストが新しくなって、スコットランドでの空撮や、新宿でのゲリラライブと、スケールが前作の2倍3倍とアップしてます。スケールは壮大になっても、原作『NANA』本来の繊細さもしっかり描いていると思うので、両方を味わっていただけたらうれしいです。ぜひ映画館に来てください。待ってます!

撮影/佐野 隆 ヘア&メイク/小口あづさ(Nanan) 取材・文/都丸優子 ©2006『NANA2』製作委員会

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