


MOMOI KAORI
東京生まれ。
女優、シナリオライター、監督、 プロデューサー、ジャズシンガーと多才ぶりを発揮。
ダイヤアクセサリー(MOMOIIN Maki)のデザインもてがけている。
『まどわく』、『卵を抱えて』につづいて本著で「be文庫」3部作が完結。この4月からNHKのトーク番組『夢・音楽館』とドラマ『伝説のマダム』(日本テレビ系)にレギュラー出演。 |
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「へえ〜っ、年をとるってこんなに楽しいことだったの」という驚きや発見が満載された『賢いオッパイ』が、装丁を新たにして文庫本になることに。表紙は桃井さん直筆のファンタスティックな自画像のイラスト入り。『まどわく』『卵を抱えて』の三部作の完結編として発売されます。
「今、若い時間に戻りたいって思っている女の人って、私たちの世代にはあんまりいないと思うの。20代の、あの見栄ばかり張って、暑苦しかった時代に戻りたいなんて誰も思ってないですよ。オッパイが3センチほど下がったおかげで、胸元もきれいに開けられるようになったし、私は前より全然いいなと思っているの。私はそんな話を明るく書いてみたかったのね」
この本を書いて、自分と同じように感じている女の人がたくさんいることを改めて実感したという桃井さん。『ひとつ年が増えるたびに、好きな物が増えて、出かけていく勇気が湧いてくる』という生き生きとした表現に共感を覚える女性は多そうです。
「“そりゃ藤原紀香の顔とスタイルを持って、若いころに戻れれば”って言う人もいるけど、私は今の顔のほうがずーっといいと思ってる。なにせ、顔だちやスタイルがいいとかじゃなくて、努力して勝ち得た二枚目の座ですから(笑)。年をとるっていいよ、こっちの水はアーマイぞ! 早くこっちにおいでよって感じかな(笑)」
今の年齢だからこそ、いろんな色の自分になっていく楽しみがある。それが歳を重ねて“人生を着崩す”醍醐味なのだと桃井さんは言い切ります。体が勝手に動いて、夢中で書いたエッセイが一冊の文庫本に生まれ変わったことも嬉しいことの一つと桃井さん。
「私たちは文庫本の世代。若いころはお金ないし、文庫本しか本が買えなかったしね。だから、なんかすごく嬉しいの。でもね、笑っちゃうのが、私自身が老眼になって飛行機の中で文庫本が読めなくなっちゃったというタイミングで、この文庫本が出ることね(笑)。ちょっと子供っぽいけど、印刷で字を濃くしたので、老眼の人でもかなり読みやすい本になったと思うよ」 |
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| 撮影/秋元孝夫 インタビュー・文/宮内千和子 |
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