masaki
profile
雅姫(まさき)
1972年、秋田県横手市生まれ。モデルであり、東京・自由が丘のキッズ&レディスウェアのお店『ハグ オー ワー』(http://www.hugowar.com/)のデザイナー。2003年3月、ライフスタイルを紹介した1冊目のムック『私の好きな「暮らし」のかたち』を発行、大好評を博す。その後も、単行本『heartful style』(主婦と生活社・刊)や雑誌、テレビ、空間プロデュースなどに活動の場をひろげている。
家族は夫とひとり娘のゆららちゃん、そしてラブラドール・レトリーバーのグレゴリーとモリラ。
第1回 自分のおうちを楽しく手作り
第2回 暮らしを彩る贅沢な気持ち
第3回 「動く雅姫」の影響力は!?
楽しいね「暮らし」を手作り
雅姫・著
集英社・刊
定価1260円(税込)
ISBN:4-08-102047-7
11月14日、いよいよ発売!
大好評、雅姫さんのムックの第2弾!
今回のテーマは「手作り」。でも、切ったり縫ったりだけじゃない。「暮らし」そのものを手作りする、雅姫スタイルの極意、たっぷりお見せします!
詳しくはBOOK NAVIへ
雅姫 Special Interview 楽しいね「暮らし」を手作り
第2回 暮らしを彩どる贅沢な気持ち
発売されたばかりの新刊『楽しいね「暮らし」を手作り』に登場する、雅姫さんの手作りもの。どれも“女の子”心をくすぐるテイストですが、決してラブリー過ぎたり、子供っぽくはありません。微妙な色の合わせ方、素材の選び方などに、雅姫さん独特のセンスがあふれています。そのセンスはいったいいつ頃から養われていたのでしょうか。

「初めて手作りしたのは中学生のときかな。でも、お裁縫は得意じゃなかったし、家庭科の成績がよかったわけでもないんですよ。今でも両面テープや接着剤でくっつけたり、安全ピンで留めたり、簡単な方法が大好きです(笑)。マフラーを編んでいても、『ここにこの色を入れたらかわいいな』って適当に入れちゃう。完成形が頭にあって、そこに向かっていくんじゃなくて、やりながら考えるのが楽しくて。あれこれやっているうちに、だんだんできあがっていくのが嬉しいんです」

「うちの父はなんでも必要なものは日曜大工で作っていましたね。うちにはあちこちにディスプレイコーナーがあって、いろんなものがズラーッと飾ってありました。家族で旅行したときのおみやげやキーホルダー、貯金箱とか。そうそう、けん玉やこけしなどの民芸品が、壁一面の棚に並んでいるコーナーもありました。それから独楽(こま)! 父は浅草に行くたびに、からくりの独楽を買ってくるんです。回すとパカパカって口があいてラーメンを食べるからくり人形、楽しかったなぁ」

「子供の頃、休みの日に家族でよく山に登って、みんなで絵を描いたりしたんです。そういうとき、母は何か実のついた枝を拾ってきて、うちに飾っていたのを覚えています。また母は、器を選んだり、食卓を飾るのも好きでした。私がお腹ぺこぺこで早くごはんを食べたいのに、『ちょっと待って、ちょっと待って』って何か器の下に敷いたり、箸おきを置いたり。私は『もういいから! 早く食べたーい!』なんて(笑)。今でも、ゆららを連れて実家に行くと、母は『ゆららちゃん、そのまま食べないで、ちゃんと何か敷いて』ってやってます(笑)」


好きなものをディスプレイしたり、必要なものは自分で作ったり。暮らしを彩るちょっとした贅沢や、心のゆとり。雅姫さんは子供の頃から、そんな環境に親しんでいたようです。そして今は、雅姫さんが作る暮らしの中で、ゆららちゃんがそのセンスを受け継いでいるのかもしれません。

「ゆららはまだお裁縫はしませんけど、いっしょにクッキーを作ったり、絵を描いたり、紙粘土で何か作るのは大好きです。着る服やインテリアにも、だんだん自分の趣味が出てきました。ゆららはゆららの、私は私の、みんなそれぞれ自分の好きなテイストがある。手作りって、人に見せて見栄をはるためのものじゃない。自分の好みで、自分が落ち着くものが一番いい。“私らしい”暮らしを作っていきたいですね」


インタビュー・文/石川敦子
写真/富士 晃

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