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81ページに掲載の商品の価格に誤りがありました。 ブラウス「¥90300」は、正しくは「¥108150」です。
お詫びして訂正いたします。
安藤優子のマルゴな日々
安藤優子さんの愛犬マルゴが語る、愛と喧騒の日常生活
ふだんはこんな僕ですが……
片時もそばを離れません。それが警備隊長の使命です
2008年4月×日「重要な任務について」

 マルゴです。前回は僕のあまりにアラレもない姿を開陳しまことに申し訳ありません。だいたい僕がまったくムボービ(無防備)に気を許している姿をこっそり激写する飼い主にも問題があると思う。でも、いつだってそんなにのん気にしているばかりではありません。
 と、いうのも最近重要なある任務について目覚めたからです。それは飼い主のユウコ様をお守りすること。警備ですよ、ケイビ。
 ある朝のこと、いつもなら5時半くらいからお風呂に入ったりパソコンの前でなにやら必死の形相で書き物をしているユウコさんが、ぜんぜんベッドから起きる様子がない。僕はユウコさんが起きた後の枕を拝借してもうひと眠りするのを日課としているので、眠気と闘いながら様子をうかがっていました。ところがいつまでたっても起きる気配がなく(つまり枕が空かない……)、そればかりか「うんうん」唸っているではありませんか。これは一大事と誰よりも早く異変を察知した僕は、すかさずユウコ様の顔のあたりに擦り寄り、「だいじょうぶか?」と声をかけた。というか、そういう気もちをこめて顔をなめてみた。すると、「マル、お腹が痛いからそうやって上に乗ると苦しいからやめて」とものすごくか細い声で言われた。いよいよこれは一大事と、ふと見上げるとそこには腕組みをしたパパが……。
「マル、どけよ」
 そう一喝され、確かに僕は重たいし、上に乗っていてはいけないのではあるが、なんだか猛烈に腹が立った。と、次の瞬間、深刻な顔をしてユウコ様をのぞきこんでいるパパに体当たり。
「オマエこそ、どけよ!」
 このときの気もち。オレが守るのだという使命感。それから僕はベッドの下のすぐそばに陣取り、警備を開始。カワイソウなユウコ様はオレがお守りするのだ。強烈な使命感に燃えた僕はかたときも離れず、散歩も行かず、ご飯も食べず、ひたすら警備。薬を飲ませたり、熱を測ったりの看病とはいかないので、警備。パパでさえ近くには来させないと決めた。けっきょくその日はお昼近くになってやっとユウコさんはやや回復。ガウン姿でよろよろとリビングルームに向かうので僕も飛び起きて後を追った。そしてさらにソファで横になる。警備担当としては当然ソファの下にひかえる。ま、そんなわけで僕は一日中神経を張りつめて警備にあたり、その甲斐があってかユウコ様は夜にはすっかり元気を取り戻し、僕をねぎらってくれた。
「マル、ずっとそばに居てくれたんだね、アンタってほんとココロやさしい……、でもね、さっきからずっとものすごいイビキかいていたよ。」
「……」
 ついつい寝てしまったらしい。でも、いつもの元気な笑顔がもどってホントよかったよ。オレがついているぜ。


by マル
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