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【お詫びと訂正】

本誌6月号126ページに掲載の商品の価格に誤りがありました。 ネックレス「¥185320」は、正しくは「¥1853250(税込み)」、ブレスレット 「¥121500」は、正しくは「¥1291500(税込み)」です。
81ページに掲載の商品の価格に誤りがありました。 ブラウス「¥90300」は、正しくは「¥108150」です。
お詫びして訂正いたします。
安藤優子のマルゴな日々
安藤優子さんの愛犬マルゴが語る、愛と喧騒の日常生活
正真正銘お仕事犬、盲導犬協会のPR犬イレーネちゃん
イレーネちゃんは、こんな風にじっと寝て待つのです
2008年3月×日「僕らのお仕事」

 マルゴです。昨日ユウコさんがこう言ったんだよね。
「マル、アンタはね、ただ飯食いなのだよ」
「タダメシグイ?」
「そう、この世の中にはね、いろんなお仕事をしている“働き犬”がいるの。だから、散歩と昼寝だけの毎日を送るアンタはタダメシグイということになるわけ」
「そうかぁ、僕はただ飯食いなのかぁ……」
「うん、でもね、マルは留守番もしてくれるし、午前様のパパを出迎えてもくれるし、具合が悪いときはずっとベッドのところについていてくれるしね(でもお腹のうえに乗って寝るから重いんだけど)。だから単なるタダメシグイではないよね」
「そうそう、単なるタダメシグイではないでしょ?」
「そうね、よく考えるとマルにどれだけ助けてもらっているかわからないくらい、助けてもらっている」
「ほら〜、ね、よく考えてよ」
「アンタがやらかすことがいちいち可笑しくて、笑わせてもらっているし……、寝るときも湯たんぽみたいだしね」
「湯たんぽ犬か、オレは」
「こうやって話も聞いてくれるしね」
「なんでも聞いてやるぜ」
「でもね、この間盲導犬に会ったのね、そうしたらほんとに賢いの。それでいてなんとも健気なの。イレーネちゃんという盲導犬協会のPR犬なんだけれどね、私が取材を受けている間じゅう、ちゃんと伏せして寝ているんだから」
「だめじゃん、寝たら」
「そうじゃないの、どこでも自分の飼い主、つまり目の不自由な人が動かないときはじっと待っていなくちゃいけないし、そういう間に寝てしまうくらい神経が太くなくちゃ盲導犬は務まらないんだって。どんな音がゴーゴーしても、コンサートの会場でシンバルが鳴り響いても悠然と寝ていなくてはだめなんだって」
「ふーん、オレは掃除機とは戦う方針になっているからな」
「それで、どんなに寝ていてもひとたび飼い主が“アップ”(立て)と言ったらスクッって起き上がって行動開始。寝ぼけるアンタには無理だわね」
「zzzzz…」
「ハーネスをつけるとお仕事モード。盲導犬としてぴしっとするけれど、ハーネスを外せばボール遊び大好きな普通のラブラドール。その切り替えの見事さ!」
「zzzz…」
「ね、マル聞いてるの?アンタの大事な仕事でしょ、ヒトの話を聞くのは!」
「zzzz…」
「でね、盲導犬は7年くらいで引退するの。そういうお仕事を終えた盲導犬はボランティアのお宅に行って余生を暮らしたり、引退した仲間と一緒に暮らしたりしているんだよね。
 それでさ、今後マルがもう少しオトナになったらそういう引退した犬を引き取ってもいいかなぁ?ね、いっしょに仲良くできる?」
「zzzz…」

 その後もユウコさんの話は続き、僕は悪いなと思いつつ深く寝てしまった。で、目が覚めたら盲導犬協会のTシャツに身を包んだユウコさんが、こう言った。
「マル、やっぱりアンタはタダメシグイだわ」


by マル
ツイシン:盲導犬の育成などを支援する「サポートSHOP」では、ユウコさんが着ているTシャツをはじめ様々なチャリティーグッズを販売して、盲導犬の育成や引退後の生活に役立てています。ご興味のある方はホームページをご覧ください。

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