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| 「ねんね、って言われると、ここでこうやって寝ます」 |
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僕はマル。フレンチブルドッグ、♂、1歳5ヶ月。飼い主はアンドウ・ユウコ、ユウコさんだ。
ところで僕は、この一年間で35語ほどの言葉を覚えた。いちばんに覚えたのは、おすわり、次にお手、お代わり、と、まっこのあたりはごく当たり前というか、ユウコさんいわく「犬としての最低限の心得」だ。次なる段階では、待て、よしっ、伏せについて学んだ。「待て!」と言われれば、ご飯やおやつに口をつけてはいけない。ユウコさんはいつもご飯をくれるときに、まずは「おすわり!」と大きな声で言う。で、僕は座る。次に「お手!」とこれまたとても元気に言う。だから僕も手を出す。そうすると彼女はどうしてか、いつもその手をむぎゅっと握って2,3回勢いよく振るわけね。そして今度は「お代わり!」となる。だから僕は反対の手を差し出す。で、またむぎゅっとされて、ホイホイホイと3回振られるわけね。もういいでしょう、と思って器にちょっと近づくと、「マルッ、まだ待て!」とさらに大きな声。僕の意思とは無関係にヨダレがたれちゃうし。それでやっと「よしっ」だものね。もうガツガツ食べちゃうね。だからこの「よしっ!」が大好き。
でもね、ユウコさんの友達なんだけれど「よしっ!幾三!」ってギャグかますんだなぁ、これが。「よしっ!」の後に「イクゾウ」がくっついたら、まだ食べちゃだめって、そんなぁ・・・って感じ。「よしっ!」って言われてもその後までちゃんと聞かないとだめだから、僕は少し「よしっ!」から間を置くようにして工夫している。それで、その「よしっ!」がほんとうの「よしっ!」とカクニンできたら食べるわけ。けっこう犬も大変だよ。
その他、僕が好きな言葉は「いい子」「散歩」「おやつ」「ご飯」「カワイイ」「トマト」「りんご」、嫌いな言葉は「おしまい」(注:ご飯やおやつが終わると言われる)、「イケナイ」「ダメッ」「留守番」などです。
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