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| 先週末、小説家の中島たい子さんと小淵沢に行ってきました。中島さんは、マキアで以前、雑貨・テキスタイルブランドのキャス・キッドソンとコラボしてエッセイの連載をしてくださっていました。 |
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突然ですが、中島さんの最新作、『この人と結婚するかも』は名作です。マキア世代にもおすすめの本です。タイトルからして興味をそそられませんか? 初対面同然の人に、「あ、この人と結婚するかも」と、根拠のないことを、ふと思う。そうなると突然、気になり出したりして……。という経験、ありませんか? たいていは勘違いに終わるのですが(笑)。1回でもそんな経験がある人にはぜひ読んで欲しい小説。独身女子のツボを掴みまくりです。 |
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| その前の作品『建てて、いい?』にも、やはり独身の女性が登場します。これもタイトルが興味深い。帯も「独身女、家を建てる」ですからね(笑)。写真には小さくて映っていませんが、帯の文章にはこう書いてあります。「30代半ばの独身女性はある日、重大な決意をする。それは、家を建てること――。仕事よりも、恋よりも、結婚よりも、家……それは正しい女の生き方ですか?」 |
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これを読んでハッとしました。そうか、それもアリかも、と。詳しくはぜひ、小説を読んでもらいたいのですが、これは独身女性が家を建てる話を通して、自分でいつの間にか狭めていた生き方の可能性を、ぐわ〜っと広げて、自由な気持ちにさせてくれるお話なのです。何だか読んで、漠然と不安に思っていたことが、ぱっとクリアになった気がします。
前置きが長くなりましたが、この『建てて、いい?』の作品のモデルとなった家が完成したので、そのお宅を見に中島さんと小淵沢に行ってきたのでした。
建築家は、ティー・スパイス ナガノ トモオ デザイン・アンド・クラフトワークスの長野智雄さん。コンセプトは「と木とすまう家」。木のぬくもりを肌で感じられる居心地のよいお家です。木造住宅で、全面に大きな窓を取ることは難しいそうなんですが、特殊な木造工法でそれを実現。まさに「木とすまう家」。また大きな窓から新緑や紅葉などを通して四季の移り変わりも身近に感じられる。その意味で、「時(と木)とすまう家」とも言える。本当に素晴らしいお家です。 |
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| 玄関前のアプローチの部分。紅葉が綺麗ですね。お家の白とのコントラストも美しい。光がぱーっと入る大きな窓も魅力的。 |
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こちらは木々を眺めるためのお部屋。雪が積もるとまた素敵なんですって。なんとも贅沢な空間です。ちなみにそこに映っているスタイルのよい女性。こちらが中島さんです。 |
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| 2Fがリビング兼寝室。中央にキッチンがついています。広角レンズがないので、パンフレットの写真でご覧ください。 |
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こちらがベッド。可動式で、季節に合わせて反対側のリビングに移動することもできます。よく考えられていますね〜。 |
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このお家ができるまでを、中島さんがブログで公開しています。小説と合わせてご覧くださいね。(http://diary.jp.aol.com/3f7x74/)
家づくりって気が遠くなるほど大変だと思うけれど、こうして建築家の方と密に相談しながらつくられた家は幸せです。そのあたりのことも小説では詳しく書かれています。家を建てる(もしくは買う)予定がなくても、今現在の暮らし方、住まい方を見つめ直すよいきっかけになるはず(もしかしたら結婚する/しないについても!?)。
「仕事よりも、恋よりも、結婚よりも、家……それは正しい女の生き方」。それもいいなと思う、独身女子メガネっ子シマダ(長い)、でした。 |