そしてもうひとつ十和子さんがほかの女優さん、タレントさんとは大きく違うところ。それは「撮影が終わったら即、ひとりのママに戻る」ということです。最初の取材が終わったあとのことは今でも忘れられません。「おつかれさまでした」というあいさつが済むと、十和子さんはそのまま携帯電話を取り出し、今撮影が終わったのでこれから家に帰るということ、そして今夜の晩御飯のおかずにお刺身を買ってあること、ごはんが炊けていることをご主人に話していました。てっきりご自宅にはお手伝いさんがいると思いこんでいた私がたずねると、なんとお掃除も洗濯も食事の支度も全部ご自分でなさっていたのです。
家事をひとりでこなしながら、そのうえお嬢さんをふたりも育てながらなぜこんなにキレイでいられるのか……そこで感じた私の好奇心からコスモポリタンでの『Towako塾』連載企画が生まれたのです。月日がたち、その連載が一冊の本にまとめられた今、ひとりでも多くの方にぜひ手にとっていただき十和子さんの美容のテクニックはもちろんのこと、家族を大切に思う気持ちや毎日を幸福に暮らすかわいらしい工夫の数々をぜひ知っていただけたらと思います。
さぁ、私たちの心強い“美の強化部長”十和子さんに一緒について行きませんか?
インタビュー・文/片桐ゆうこ〈MAQUIA〉 |
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十和子さんがメイクを終え、カメラの前に立っている間、ライターさんはすかさず“使用コスメ”を全てメモ。この撮影使用コスメのリストは掲載のたびに大反響を呼び、掲載号発売日の午前中から化粧品会社には問い合わせがくる、と美容業界でも話題となりました。



これはある日の撮影で十和子さんがおうちからもってきてくれた“さしいれ”。一人暮らしの私に「一人だとなかなかミカンって買わないでしょ」のひとことに思わず涙。ほかにもフルーツのゼリーや焼き菓子など、たくさんのさしいれがバッグから出てきたのでした。 |