• ショッピング
  • プレゼント
  • 占い
  • モデル
  • 試し読み
  • 会員登録
 

サイト内検索

サイト内検索の使い方

Powered by Google

いくえみ綾
『I LOVE HER』
集英社文庫
<コミック版>全3巻
両親の離婚で転校を余儀なくされた花。学校で「担任」と紹介されたのは、アパートの隣に住む“しんちゃん”だった。そして、花は次第に“先生と生徒”というなかなか一線を越えられない関係でありながら“隣人”という特別な関係でもある“しんちゃん”に惹かれていく……
試し読みする!!

いくえみ綾profile
1964年10月2日、北海道生まれ。1979年『マギー』で別冊マーガレットよりデビュー。このとき、ナント中学3年生!! 以降、数々の名作を発表。2000年に発表した『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞を受賞。ちなみに“いくえみ綾”というのは、くらもちふさこ先生の作品に出てくる登場人物の名前を組み合わせたものなんだとか!!

1992年はこんな時代でした!!
●事件、出来事……故・伊丹十三が暴力団員に襲われ重症。バルセロナ五輪で岩崎恭子が金メダル。毛利衛が日本人初の宇宙飛行へ
●世相、話題……尾崎豊が死去。大竹しのぶと明石屋さんまが離婚。風船おじさん
●ヒット曲……『君がいるだけで』(米米CLUB)『部屋とYシャツと私』(平松愛理)『もう恋なんてしない』(槇原敬之)
●ヒット商品……グッドアップブラ。Gショック
●流行語……冬彦さん。今まで生きてきたなかで一番幸せです

今後、登場予定の作品
■小花美穂
『こどものおもちゃ』
ほか多数

バックナンバー
■紡木たく『ホットロード』(1)
■紡木たく『ホットロード』(2)
■紡木たく『みんなで卒業をうたおう』
■紡木たく『瞬きもせず』

■くらもちふさこ『おしゃべり階段』『いつもポケットにショパン』
■くらもちふさこ『東京のカサノバ』
■くらもちふさこ『天然コケッコー』(1)
■くらもちふさこ『天然コケッコー』(2)

■いくえみ綾『POPS』『彼の手も声も』
■いくえみ綾『I LOVE HER』
■いくえみ綾『バラ色の明日』(1)
■いくえみ綾『バラ色の明日』(2)

■池野恋『ときめきトゥナイト』(1)
■池野恋『ときめきトゥナイト』(2)

■一条ゆかり『有閑倶楽部』(1)
■一条ゆかり『有閑倶楽部』(2)
■一条ゆかり『有閑倶楽部』(3)
■一条ゆかり『デザイナー』
■一条ゆかり『砂の城』

■岩館真理子『えんじぇる』
■岩館真理子『遠い星をかぞえて』『子供はなんでも知っている』
■岩館真理子『黄昏』

■亜月裕『伊賀野カバ丸』(1)
■亜月裕『伊賀野カバ丸』(2)
■亜月裕『伊賀野カバ丸』(3)

■尾崎南『絶愛-1989-』
■尾崎南『BRONZE-ブロンズ-ZETSUAI since 1989』(1)
■尾崎南『BRONZE-ブロンズ-ZETSUAI since 1989』(2)

■槇村さとる『愛のアランフェス』(1)
■槇村さとる『愛のアランフェス』(2)
■槇村さとる『ダンシング・ゼネレーション』『N★Y(ニューヨーク)バード』
■槇村さとる『白のファルーカ』(1)
■槇村さとる『白のファルーカ』(2)

■多田かおる『愛してナイト』(1)
■多田かおる『愛してナイト』(2)
■多田かおる『デボラがライバル』
■多田かおる『イタズラなKiss』(1)
■多田かおる『イタズラなKiss』(2)
■多田かおる『イタズラなKiss』(3)

■宮脇明子『ヤヌスの鏡』(1)
■宮脇明子『ヤヌスの鏡』(2)

■柊あおい『星の瞳のシルエット』
■柊あおい『耳をすませば』
■柊あおい『銀色のハーモニー』

■宮川匡代『ONE−愛になりたい−』(1)
■宮川匡代『ONE−愛になりたい−』(2)

■松苗あけみ『純情クレイジーフルーツ』(1)
■松苗あけみ『純情クレイジーフルーツ』(2)
■松苗あけみ『純情クレイジーフルーツ』(3)
■松苗あけみ『続・純情クレイジーフルーツ』

■吉住渉『ハンサムな彼女』
■吉住渉『ママレード・ボーイ』(1)
■吉住渉『ママレード・ボーイ』(2)
■吉住渉『ミントな僕ら』

■本田恵子『月の夜 星の朝』(1)
■本田恵子『月の夜 星の朝』(2)
■最新へ戻る

おすすめリンク
名作がいっぱい!集英社コミック文庫

少女まんがアーカイブ 何十年たっても忘れられないあのセリフ、あの場面。
そんな永遠の名作を、作者のインタビューや担当者の裏話などとともに紹介するコラムです。
いくえみ作品初の“先生と生徒の恋愛もの”。この作品が生まれた理由、そして登場人物達に込められた想い……制作秘話をいくえみ先生に直撃!!
拡大する
拡大する
昨晩、一緒にスキヤキを食べた隣人は、実は新しい学校の先生だった!? 担任であることを隠していたおちゃめな新ちゃん(笑)。先生でありながら、子供のように意地悪したりフテくされたり……魅力たっぷりの彼にノックアウトされた読者多数。
「今日は民生に何を着せようか」なんて感じで、
“新ちゃん”を描く時間が一番楽しかった。
「この作品を描く前、くらもちふさこ先生が『海の天辺』という作品を別マで連載されていて。それを読みながら“先生と生徒かぁ。描いたことないジャンルだな”と。その作品にインスパイアされて描いたのがこの作品なんですよ」

今作で、最も人気があった登場人物といえば、新堂央人(しんどうひろと)こと“新ちゃん”だろう。生徒と友達のような態度で接し、理解もあればカッコイイ。読むたびに「あんな先生がいたら……」と夢をふくらませていた人も多いのではないだろうか?

「絵柄を見て一目瞭然だとは思いますが、モデルは奥田民生さんです(笑)。“先生と生徒”という全体像が浮かんだときに“その先生が民生だったら……”と、想像をふくらませてストーリーが出来上がっていきました。といっても、あくまでもこちらの想像なので(笑)。ご本人のキャラとは、またかけ離れてはいるとは思いますが」

登場人物は「身近な人がモデルになることもあれば、全くの空想の人物であることもあるけど、芸能人からインスパイアされることも多い」といういくえみさん。

「自分が好きな人をモデルにすると、想像して創っていく作業もまた楽しくなるじゃないですか(笑)。この作品でも“民生が髪を切ったから、新ちゃんも髪を切ってみるか”とか“今日は民生に何を着せよう”なんて感じで。新ちゃんを描く時間が一番楽しかった」

他の作品でも様々なミュージシャンや芸能人をモデルにしているが、主にそれは“男性”であることが多い。

「実は、私って放っておくと“男主人公”のまんがを描いてしまう人なんですよ。初めて投稿した作品も男の子が主人公の作品だったし。幼い頃はよく“『秘密のアッコちゃん』みたいなおはなしを描きたい”なんて、他の作品を真似して描いたりしていたんですけど、どれも、いつのまにか“男の子バージョン”のおはなしにすり替わってしまったり。男性の登場人物に力が入ってしまう傾向があるみたいなんですよね(笑)

そうやって描かれる男の子達は妙にリアル。“カッコよく誠実で優しい理想の王子様”ではなく、ときに冷たく自分勝手で曖昧で……マイナスポイントもしっかり描かれているからこそ「実際にいそう」と思える“人間臭さ”に溢れているのだ。

「私の作品って“登場人物にダメンズが多い”ってよくいわれるんですけど。それを人に指摘されるまで、自分では全く気がついてなかったんですよ(笑)。当たり前のように描いていて。新ちゃんに関しては、描きながら“先生がこういうことしていいのかなぁ”“どこまで許されるのかなぁ”と迷いながらも“まあ、いいか”と(笑)。“先生”という職業をよく理解していなかったからこそ、彼を描けたのかもしれませんね

“先生”という枠にとらわれず“ひとりの男”としての人間臭い一面を思う存分発揮。だからこそ、引き込まれていく!!

拡大する
拡大する
同じく新ちゃんに恋する艶香や復縁を求める元彼女……ライバルに振り回されつつも真っ直ぐに一途な想いを通してきた花。“先生と生徒”という一線を越えて、ふたりが気持ちを確認するシーンには思わず涙!!
学校を舞台にしたまんがを描いといてなんですが、
私、実は学校嫌いだったんです(笑)。
「この作品は“先生と生徒”というテーマで描き始めたんですけど。その関係に執着することなく“普通の恋愛”を描くように創り上げた」

それもまた「先生という職業をよく理解してなかったからこそできたこと」と笑ういくえみさん(笑)。

「新ちゃんのキャラが固まったときに“じゃあ、相手はこんな感じかな”と生まれたのが主人公の花(はな)。彼女は勝手にああなっていったって感じで(笑)。この作品に関しては、動かしやすい登場人物ばかりだったので。苦労なく楽しみながら描くことができました

ちなみに、いくえみさん自身は先生に恋した経験はあるのだろうか。

「ないですね(キッパリ)。こんなに、学校を舞台にした作品を描いといてなんですが、私、学校が大嫌いだったんですよ(笑)。あの集団生活っていうのが苦手で。学生時代からまんがを描いていたし、卒業後もまんが家になるつもりだったので。在学中は“卒業できればいいや”くらいの気持ちで通ってました。徹夜明けの日は、サボることもあれば、タクシーで校門に乗りつけたことも。“あいつタクシーで来たよ!!”みたいな(笑)」

それは驚きっ!! 逆に「学校がこうだったらよかったのに」的な憧れみたいなのがカタチになっているのかも知れない!?

「そうなんですかねぇ? 自分ではよくわからないんだけど(笑)。まあ、この作品に関しては、私というよりみんなが“こうだったらいいな”と思うような学校にしようって、読者目線で描きました」

花と艶香(つやか)という両極端な性格の生徒から愛され、途中からは元カノまでも登場……『I LOVE HER』というタイトルが新ちゃん目線なら“HER”は誰になるのか!? とタイトルからいろんな想像をふくらませたファンも多かった。

「新ちゃん目線に間違いはないんですけど……なんでこのタイトルにしたのかはよく覚えてないんですよね(笑)。実は私、あんまりタイトルは気にしないタイプで。というのも、タイトルって予告カットを描くときに一緒に考えるんですけど。その時点でストーリーが固まっていることってほとんどないんですよ。なので、後付で意味を持たせることのほうが多かったりして。皆さんが想像してくれているようなステキな答えが用意できなくて……本当、申し訳ないです」

*毎週木曜日更新予定 次回は9月13日 いくえみ綾『バラ色の明日』(1)

★以下の作品について、感想、当時の思い出などを募集しています。

いくえみ綾『POPS』『彼の手も声も』『I LOVE HER』『バラ色の明日』

また、上記の作品以外にも、取り上げてほしい懐かしい作品がありましたら、
作品名と感想をお書き込みください。
投稿する!!