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藤澤恵麻(ふじさわ・えま)
1982年12月26日、香川県生まれ。『non・no』の専属モデルとして活躍後、2004年のNHK朝の連続テレビ小説『天花』のヒロインに抜擢。女優デビュー。2005年『奇談』に続き、今作が2度目の映画主演。
オフィシャルサイト:
http://www.ema-fujisawa.jp/
飯田かずな(いいだ・かずな)
写真家。著書「MIRACLE STARS KAZUNA IIDA WORKS」ほか、CDジャケット、雑誌、テレビ、広告、CMなど、幅広く活躍。
オフィシャルサイト:
http://www.iidakazuna.com/
必要以上に身長が高い“デカい女”と、必要以上に身長が小さい“小っさい男”。誰もが抱えるコンプレックスを明るく、ときに切なく描いた学園ラブコメディー。凸凹コンビの漫才のような掛け合いだけでなく、豪華なサブキャラたちも必見!
http://www.lovecom-movie.com/
ココロ直 原作:中原アヤ
定価:500円(税込)
大人気コミックのノベライズ第2弾が登場! リサの決死の告白も、激にぶの大谷にさくっとスルーされ……。凸凹コンビの恋路の行方は!? 原作の中原先生も思わず「泣けた…」ラストにご注目! ますます胸キュン♥度up、せつなさ120%のストーリーを小説でもかみしめてね。

身長にコンプレックスを持つ“デカ女”ことヒロイン・小泉リサを、ハイテンションで演じた藤澤恵麻さん。モデルの経験を生かし、映画『ラブ★コン』ではユニークな衣装をキュートに着こなしています。カラフルでポップな衣装やセットなど、すべてのアートディレクションを担当したのは、フォトグラファーの飯田かずなさん。そんなお二人のスペシャル対談がついに実現! 撮影中のエピソードを交えながら、劇中でお気に入りのファッションについて、お話を伺いました。
恵麻 印象に残ってる衣装は、このジャケット。すごくあったかくて気に入ったけど、お値段を聞いてビックリしました。ポンチョもかわいいかったな。クリスマスのときの衣装は、この映画のユニフォーム的な存在。リサがいつも身につけているユニコーン&イチゴのアクセサリーと同じように、“リサといえばコレ!”という感じです。いちばん最初に着たのが、この衣装だったからかもしれませんね。修学旅行のときの衣装も好きでした。
飯田 私は、学校の廊下で、リサが「キュン死にしそうや……」っていうシーンが、リサらしさと恵麻ちゃんぽさが、いい感じにリンクしててすごく好き。あのセリフを言うときの表情もいいよね。
恵麻 そう言ってもらえるとうれしいです。今回は、かわいい衣装がいっぱいありすぎて! 自分が好きな服を着れるのはうれしいし、反対に普段の自分とまったく違う服を着られる喜びもありますね。ラストシーンで着た、黄色いコートもすごく気に入ってて、自分で買い物に行ったら、ほしい!って思いますね。
飯田 同じシーンで大谷(小池徹平)の衣装が黄色だから、「黄色をダブルで合わせたら、ロマンチックでかわいいよね」ってスタッフと話してたの。リサが大谷を好きになってから、洋服にロックテイストが入ってくるから、最後は偶然同じ色を着てた、って感じにしたかった。それより……徹平くんと、何回もチューしてたよね?(笑)
恵麻 本番前は少し緊張しました。でも、始まっちゃったら、撮影に集中してましたね。
飯田 スタッフ側も、最初は“ごきゅっ”って唾を飲み込むような緊張感があったけど、だんだん普通になっていったね。
恵麻 逆に照れ隠しで、普通を装ってたのかもしれません(笑)。本番の何回目かで、変に意識して“ドキッ”としちゃったときは、恥ずかしかったです(照)。
飯田 その後に、リサが大谷の自転車の後ろに乗ろうとするシーンは、本当になかなか乗れなったのがすごくおかしくて、笑い声を押し殺してたよ。
恵麻 あのシーンは細かい段取りを決めてなくて、実際にやってみたら、カッコ悪いことになってました(笑)。大谷の衣装もすごく好きですね。カラオケのシーンのジャケットとサンバイザーがかわいくて、しかも徹平くんに似合ってる。クリスマスのときの蛍光色のジャケットも、なかなか冒険してますよね。徹平くんは、文化祭のシーンで履いてた靴の大きさが、印象に残ってるみたい。私は泣くシーンなのに、徹平くんがピョコピョコ歩いてる姿に、ちょっと笑いそうだった。
飯田 しかも、そのシーン、足元までカメラに映ってなかった(笑)。恵麻ちゃんのお化けのシーンも大好評だよ。泣きのシーンの後は、男性陣はみんな“キュン死に”!
恵麻 えっ、初めて聞いた。うれしい! 文化祭のお岩さんのカッコは、“あんなことやってたの?”って驚いてくれる人が多いですね。で、井戸に下がっていく場面では、機械的に演じることにこだわりながら(笑)、自分でも楽しんでました。
飯田 鈴木くん(リサの親友・千春の彼氏/水嶋ヒロ)の倒れ方もいいよね。台本では、千春ちゃんが倒れることになってたんだけど、原作の中原先生が「鈴木くんが倒れたら、おもしろいかも」ってポロッと言ったら、そうなっちゃった。
恵麻 千春役の工藤里紗ちゃんは、千春とはまったく違うサバサバしたキャラで、おもしろいんですよ。裏では、ふざけて「おい、鈴木ぃ〜?」って呼び捨てだったし。空き時間に、お寿司のネタで何が好きか?って話になったときに、ヒロくんが「ヒラメのえんがわ」って言ったんです。そしたら里紗ちゃんが「私、あれだけは嫌い」ってバッサリ。みんな爆笑でした。
飯田 あははは。夏祭りで大谷とリサがケータイで写真を撮るシーンも、キュンキュンだったよ。それにしても、あの日は本当に寒かったねー(当日の気温はマイナス5度!)。
恵麻 私は浴衣の下にカイロをいっぱい貼ってたから、なんとか乗り切れました。徹平くんはTシャツ1枚で、最初はカイロも貼ってなかったんですよ。がんばりやさんの徹平くんでも、まいるほど寒い撮影でした。今回、衣装の点数がすごく多いですよね。衣装合わせのときは、“これ、どこからはくんだろう?”っていうダボダボなズボンもあったりして、“これ大丈夫!?”って……。
飯田 思ってたんだ!
恵麻 楽しくなりそうだなって気はしてたんですけど、実際どんな映像になるのか、イメージができなくて。のぶちゃん(リサの親友/玉置成実)もビックリするほど、派手なカッコをしてるんだけど、映画の中ではちゃんと成立してる。6人集まると、さらに映えるんですよね。私がリサをすっごく真面目に演じていても、画面のどこかで誰かが変な衣装を着てたりするんですよ。その世界観は、かずなさんの担当でしたよね。かずなさんの写真展に行ったときも感じたんですけど、映画『ラブ★コン』の世界観って、原作と、かずなさんが持ってきたイメージとの合作なんだなあって思いました。
飯田 す、すいません(恐縮)。現場では「おバカ担当」って言われてましたから(笑)。
撮影/武重到 取材・文/都丸優子 ヘア&メイク/牧田健史 スタイリング/渋谷美喜