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八田 真樹さんの 簡単!  おいしい!  幸せスイーツ

主な作り方別に手軽に楽しめるお菓子をご紹介していきます。
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蒸すお菓子(5)
今回もテーマは蒸すお菓子です。
蒸し物って以前からとても好きでした。優しい湯気の力でゆっくりと火を通すから、出来上がりも優しくて、その時間の流れもゆっくりで優しい。いい調理法だなぁ……ってつくづく思います。
蒸す方法はセイロウや蒸し器で蒸す、お鍋で蒸す、オーブンで蒸す……といろいろ。同じ生地を蒸しても、その方法で出来上がりが変わってくるのもおもしろいところなのです。



私のセイロウは手持ちのお鍋に合わせたので21cmとちょっと小さめ。2段、時には3段と重ねて使っています。
料理だけでなく、お菓子にだってセイロウはおすすめ。蒸し上がりの木の香りがさらにおいしくしてくれますよ。
そしてどの蒸し方でも大切なのが蒸しかげん。火かげんや器などで変わってくるので、蒸し時間はあくまで目安に。最後は揺すってみたり、触ったり、竹串を刺したりしながらちょうどいい蒸し上がりを確認してくださいね。



ポイント
卵液は一度こすと、なめらかな生地になります。(6)
クリスマスパンプディング

12月になりました。外に出ると街のあちこちがクリスマス色で、歩いていてもなんだかうれしくなってしまいます。
「幸せスイーツ」も今月はクリスマスパンプディング。ふだんのおやつをちょっとクリスマスにしてみました。
蒸すと言っても今回はオーブンで蒸し焼きにする作り方です。蒸気で優しく熱を伝えるので、よりなめらかな口当たりになります。なめらかなカスタードとりんごのシャキシャキ、ドライフルーツとナッツも入れて……にぎやかで楽しいプディングです。
ドライフルーツはその時々で何でもいいのですが、クランベリーやアプリコットなどちょっと酸味の強いものが一つ入ると、アクセントになっておいしいですよ。
焼きたてにアイスクリームをのせて……が大好きな食べ方。大きく作って取り分けてもいいし、1人分ずつ作ってもなんだか特別な感じがして楽しいですよ。
そして、あつあつのプディングは木のスプーンで食べるのがお決まりのスタイルなのです。
【材料】 12cm×20cm耐熱器 1台分
・ 卵 2個
・ グラニュー糖 50g
・ 生クリーム 200ml
・ 牛乳 200ml
・ りんご 1/3個
・ 好みのドライフルーツ(レーズン、クランベリー、アプリコット、オレンジピール) 50g
・ ラム酒 大さじ2
・ フランスパン(大) 5枚(バゲットなら10枚ほど)
・ ピスタチオ 適宜

1
りんごは7mm角に粗く刻み、オレンジピール、アプリコットも小さく刻む。ドライクランベリーは飾り用に少し取り分けておく。
2
りんごとドライフルーツを合わせてラム酒を振る。
3
フランスパンは厚さ1.5cmにスライスし、半分に切って軽くトーストしておく。
4
ボウルに卵を割りほぐし、グラニュー糖を加えて泡立てないように混ぜる。
5
生クリーム、牛乳を順に加えて混ぜる。
6
別のボウルにこして移し、(3)を漬けて10分ほどおく。
7
耐熱器に薄くバター(分量外)を塗り、パンを並べる。
8
残った(6)に(2)を加えて混ぜる。
9
(7)に(8)を注ぎ、ピスタチオを散らす(ピスタチオも飾り用に少し取り分けておく)。
10
天板に置き、湯を張る。160℃に温めたオーブンで40〜50分ほど蒸し焼きにする。竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がり。取り分けておいたクランベリーとピスタチオを散らし、熱いうちにいただく。

製作・撮影 八田 真樹
お菓子研究家。趣味が高じて、カフェにケーキを卸し始めたのをきっかけに、本格的にお菓子の世界に。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユでも学ぶ。

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