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主な作り方別に手軽に楽しめるお菓子をご紹介していきます。
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蒸すお菓子(2)
今回もテーマは蒸すお菓子です。
蒸し物って以前からとても好きでした。優しい湯気の力でゆっくりと火を通すから、出来上がりも優しくて、その時間の流れもゆっくりで優しい。いい調理法だなぁ……ってつくづく思います。
蒸す方法はセイロウや蒸し器で蒸す、お鍋で蒸す、オーブンで蒸す……といろいろ。同じ生地を蒸しても、その方法で出来上がりが変わってくるのもおもしろいところなのです。



私のセイロウは手持ちのお鍋に合わせたので21cmとちょっと小さめ。2段、時には3段と重ねて使っています。
料理だけでなく、お菓子にだってセイロウはおすすめ。蒸し上がりの木の香りがさらにおいしくしてくれますよ。
そしてどの蒸し方でも大切なのが蒸しかげん。火かげんや器などで変わってくるので、蒸し時間はあくまで目安に。最後は揺すってみたり、触ったり、竹串を刺したりしながらちょうどいい蒸し上がりを確認してくださいね。

ママプリン
先月に引き続きまたまたプリン。
今月は昔懐かしのしっかりプリン、ママプリンです。
子供のころ、母がよくおやつに作ってくれたのは蒸し器で蒸したプリンでした。
卵と牛乳だけのシンプルなプリンは、いつ食べてもほわっとする優しい風味。
大人になった今でも「やっぱりおいしー!」と、ママプリンのおいしさを再認識してるのです。
卵黄が多いので、余った卵白は冷凍保存して、シフォンケーキやダコアーズなどメレンゲのお菓子を作る時に使っています。


先日ベトナム料理のレストランでデザートにプリンを頼んだら、上に氷がどかーんとのって出てきました。氷がのってもびくともしないくらいのしっかりプリン!
このスタイルがプリン・ア・ラ・モードのエスニック版(?)と思いつつ、早速お家でも氷とゆで小豆を混ぜてまねしてみました。
上にのせるのはプリンがかわいそうだったので(笑)、お隣に。
残暑厳しい日には、こんな楽しみ方もいかがでしょうか……。
ポイント(1)
熱湯を入れる時は跳ね上がるので注意しましょう。
ポイント(2)
出来るだけ目の細かいものでこすと、なめらかな生地になります。目の粗い時は2度こして。
【材料】 プリン型 6個分
・ 卵 2個
・ 卵黄 2個分
・ グラニュー糖 60g
・ 牛乳 300ml
・ バニラビーンズ 1/3本
キャラメルソース
・ グラニュー糖 100g
・ 水 大さじ2
・ 熱湯 大さじ3

1
キャラメルを作る。鍋にグラニュー糖と水大さじ2を入れ、火にかける。濃いキャラメル色に煮詰まったら熱湯を半量ほど入れ、すぐに残りの熱湯を入れる。
2
器に等分に入れ、冷やして固めておく。
3
プリン生地を作る。バニラビーンズは縦に割り、種をしごき出す。牛乳にバニラビーンズの種とサヤ、グラニュー糖を入れて火にかける。混ぜながら温め、グラニュー糖がフツフツしてきたら火からおろす。
4
ボウルに卵、卵黄を入れ、泡立て器でコシを切るようにすり混ぜる(この時空気が入らないようにする)。
5
(4)に(3)を加え混ぜ合わせる。
6
別のボウルに裏ごし器などでこして移す。
7
表面に浮いた泡をキッチンペーパなどで吸い取る。
8
器に(7)を等分に注ぎ、フタやアルミホイルでおおう。
9
蒸気の上がった蒸し器に入れ弱火で13〜15分ほど蒸す。
10
取り出して蒸し上がりを確認。触ると弾力が感じられるくらいになったらOK。粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やす。

製作・撮影 八田 真樹
お菓子研究家。趣味が高じて、カフェにケーキを卸し始めたのをきっかけに、本格的にお菓子の世界に。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユでも学ぶ。

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