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| 今回もテーマは“焼くお菓子”です。 子供のころからマドレーヌやシンプルなパウンドケーキが大好きで、今でも日ごろよく作るのは焼きっぱなしの気取らないお菓子たち。 基本となるのは、卵、粉、バター、お砂糖。シンプルなだけに、そのおいしさがストレートに出てくるので、新鮮でおいしい素材を選ぶようにしています。バターをふんだんに使うお菓子によく使っているのは発酵バター。乳酸発酵させたバター特有の深い香りとコクがあって、ぐんと風味よく焼き上がるのです。 お菓子を作るようになって、焼き型を少しずつ買い足していくのも楽しみになりました。一番の宝物は母から譲り受けた18cmのシンプルな丸型。30年以上使い込まれて、今では味のあるアメ色になっています。素朴な焼き菓子には、そんな懐かしいような、味のあるおいしさがぎゅっと詰まっているように思うのです。 |
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甘い香りがオーブンから立ちこめてくると、それだけでもう幸せな気持ちになりますよね。私にとって一番のアロマ効果を発揮しているのが、オーブンかも。キッチンでは一日中オーブンがフル回転で頑張ってくれています。 |
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| 製作・撮影 八田 真樹 お菓子研究家。趣味が高じて、カフェにケーキを卸し始めたのをきっかけに、本格的にお菓子の世界に。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユでも学ぶ。 |