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ここ最近「特に今のブームというわけでもなくて昔から好きだったものですが…」という話ばかりしてきました。
3ヶ月に1回も、なかなかブームは起こらないと知りました。
なんとなく、「ブーム」という言葉は、今は熱くなっているけれどやがて冷めていく一過性のもの、というかんじがして、そういう、来年になったら「あの時はなんだったんだろう」と振り返るような文字通りのブームはなかなかないものです。
しかし、一過性ではないものの、今回こそブームです。うん、たしかなブームです。
ブームなのですが、ここに書くかどうかはけっこう悩みました。
今月のぼくのブームはオーディオです。
オーディオ機器をやっと揃えて、やっと組んで、ようやく聴けるようになったのです。
1回組んでしまったら基本的にはずっと使うので、今のこの、やっと組んだ喜びは、ぼくの中では大ブームというわけです。
ただ、ここで問題があります。 オーディオに凝る人はそれはもう話し出したら果てしなく蘊蓄が溢れて、興味ない人にはどっちでもいいようなことを延々と語ってしまうことがあって、聞くのはあんまり楽しくありません。
ぼくは音楽も音楽を聴く装置も好きですが、そういう人の話には4分の1ぐらいしかついていけません。
だから、構造や歴史や背景や機能や、さらには肝心の音質についても、書きません。
では何を書くのかというと、「見た目」です。
「見た目は大切だ」というのは何かと語弊もあります。見た目なんかよりも機能を重要視することの方が美徳だとも思いますし、見た目のことを言うとすぐに人に置き換えて、中身こそが大切だという話になりかねません。
でも、家の中で目につく所に置くものとして、オーディオ選びは見た目を無視することはできませんし、複雑な機能や構造や相性を考えるよりも、見た目の組み合わせを考えて選ぶぐらいが、ぼくみたいなニセオーディオマニアにはちょうどいいのです。
前から持っていたもの、新しく入手したものを含めて、レコードプレーヤー以外はすべて古いもの。
どれも強くは主張しないものの、風格があって、木と金属と樹脂の質感や、普遍的なデザインがとにかく最高。
つまみやスイッチのちょっとした形や、表示の文字も、簡潔でいて実にかっこいい。
特にアピールすることのない潔い形が、かえって機能への自信を感じさせる。
だから結局「見た目」とは言ったけれど、機能の結果形になったものが、見た目にも良いということなるんだな。
オーディオは比較的今も重厚なデザインのものが多いけれど、家電一般には最近のものは変な未来っぽいデザインか、やらしく懐古的なデザインが多くて残念だなあ。
こういうのでいいのになあ。
見た目以外には、スイッチを入れた時の感触や、つまみを回した時のかんじも何ともいいのです。
組んだばかりのオーディオで最近よく聴いているのは「おおはた雄一」です。 |
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