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実家からパスタ鍋をもらって来た。
アルミ製の、どこをとってもなんでもなく、ただまっすぐでただ丸い、ごくごくシンプルなパスタ鍋。
小学校の頃から使っていたからどう少なく計算しても25年以上は使っている。
あまりにも当たり前に家にあるものだったから特に意識することもなかったけれど、ひさしぶりにたぶん10年ぶりぐらいに見た時に、ものすごくかっこいいものだと知った。
最近のステンのギラついてシャープでモダンなやつにはこんな魅力はない。
アンティークでもヴィンテージでもなくて、本当に自分の家で新品から使い込んだこの質感。
ああ、ほんとうにかっこいいなあ。これ。
そしてものすごく懐かしい。あまりのかっこよさと懐かしさで実家のキッチンで発見した瞬間、涙が出そうになった。
ザルの部分は網ではなくてパンチング。丈夫だしかっこいい。取っ手も変なデザイン的な処理はなくて潔くシンプル。でもしかしよおく見ると完成されたデザインですごく美しい。全体のフォルムも厚さもアルミならではの意外なまでの軽さも、とにかくどんな細かい部分も嫌なところがまったくひとつもない。そういう道具にはなかなか出会えないけれど、それが実家に転がってるなんて最高です。
もっとこういう道具を作ってくれないかなあ。
別に狙ってないぜと涼しい顔でこのデザイン。
しびれる。
デザインデザインした鍋なんかいらない。
この鍋を使いたいから最近麺類が多いです。
鍋置き場に定位置も確保しました。 |
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