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突然のホワイトチョコレートブームです。
ふつうの茶色いチョコレートは前から好きだったけれど、ホワイトチョコはどうも甘ったるいかんじがして男らしくない気がしてあまり好きじゃなかった。だから今まで一度も自分から積極的にホワイトチョコレートを買ったり食べたりしたことはなかった。
ある日友達のあやかと喋っていた時に、何かの話であやかが、とにかく私はホワイトチョコレートが大好きだと言った。あやかはどちらかというとかわいいかわいい風な女の子ではなくて、朝顔洗わなくても平気というようなワイルドガールなので、ちょっと意外だった。おれの中ではホワイトチョコレートはもっとなんかメルヘンチックなものというイメージが抜けない。
その話をしたすぐ後に、仕事で北海道に行った。帰りの空港で六花亭のホワイトチョコレートを見つけたので、お土産に買うことにした。これがたぶんおそらくおれの人生初ホワイトチョコレート購入だ。
なかなかあやかに会う機会がなかったので、そのまましばらく家に置いてあった。ある時、なぜだか無性に気になって、箱を開けて1枚食べてみた。 ひとに買ったお土産を開けて食べるなんて通常考えられないことだけれど、相手はあやかなのでいいかと思ってのことだった。あやかはそういう友達だ。
そうしたらびっくりするほどうまかった。
クリームの濃厚なコク、後をひく苦み、でもしかし軽やかでさっぱり。
いくつでも食べられそうだ。
箱、包装紙、ひとつひとつに刻まれた「ふきのとう」の文字、柄、どこをとっても秀逸。
そしておいしい。最高。
結局あやかに渡した時には5枚入りだったチョコレートは2枚だけしか残っていなかった。さすがのあやかも、半分以上食べちゃうなんてちょっとひどいんじゃない? と言った。
それ以来、他のホワイトチョコレートも買って食べてみたけれど、「ふきのとう」以上はなかった。
その後また札幌に行った時には、2箱買った。 |
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