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冬の朝。私は起きると一番に鉄瓶を火にかけます。冷え込む朝も、熱いお茶を1杯飲むと、体がぽかぽか温まってきます。飲むお茶は、日によっていろいろ。抹茶入りの玄米茶。ほうじ茶。ウーロン茶。紅茶。それから最近は、そば茶がお気に入り。もともとそばが大好きなので、おいしいおそば屋さんに行くと必ずそば茶を買って、飲み比べたりしています。
去年の暮れ、湯河原に出かけたとき、時間があったので突然思い立って、修善寺にある陶芸家の花岡隆さんの工房におジャマしました。お茶の時間や食卓、ちょっとしたところにも花岡さんの和食器が使われていて、とてもステキ。湯のみを見せていただき、いくつか購入しました。私の家はたたみの部屋がないので、普段はヨーロッパの食器を使うことが多いのですが、シンプルな和食器は使いやすくて、手にふれる感触が温かい。毎日の生活に和食器を使うのは、いいな、と改めて思いました。
私が手に持っているのは、マグカップのような大きめの器。スープもこれで飲んでいます。温かい白色にミルクティーもよくあいます。茶こしは黒の片口に置いて。きゅうすも花岡さんのもので、以前から使っています。自由が丘にも花岡さんの器が売っているお店があるので、ときどきのぞいては買い集めています。お客様がいらしたときのおもてなしは、洋食器ならそろいで使うことが多いのですが、和食器は1個1個形や色が違っても、逆にそれがおもしろい。ひとつひとつがちょっぴりずつ個性を主張して、でもテイストは同じなのでふんわりとなじみます。わが家には少しずつ風合いの違う和食器が、少しずつ増えています。 |
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