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| ドンのどこに一番惹かれた? |
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| 純粋さ、ですかね。しかも弱くない、ドンは強い純粋さを持ってるんです。原作にあった台詞なんだけどね、「信念を持って生きた人間の足跡は、永遠に消すことができない」。これ、俺すっごい気に入ってる。だってこの物語で伝えたいことすべてが詰まった言葉だもん。残念ながら映画本編には出てこない台詞なんだけど、でもその熱、その想いみたいなものは映像、画面に、焼きつけることはできたと思う。 |
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| たしかにドンの存在は、この作品の要ですね。人間らしく純粋に生きているドン。鉄矢にはないドンの秘めた力に、彼はある種の恐れを抱いて、そしてどこか妬んでいる。この複雑な鉄矢の葛藤を演じるのは、難しかったんじゃない? |
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| そうっすね。鉄矢は一般的に見ても嫌われるタイプの人間。そんな共感できないやつに、俺がならなきゃいけない。ウザいし、イライラする感じとか演じててありましたもん。でもそのウザいっていう気持ちが、鉄矢っていう男の醜いキャラクターとシンクロできたと思うんで、うん。成功したかはわかんないけど(笑)。最後にすべてが開放されて、鉄矢は自分と向き合うことができる。ネガティブだった心が、ラストに向かってどんどん浄化されてって、そして未来への希望と、ドンの優しさが鉄矢に宿る。「最後までどうしようもない人間じゃないんだよ鉄矢は!」そう自分に言い聞かせて頑張った。 |
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