

金子貴俊(かねこ・たかとし)
1978年東京都生まれ。2000年、「死者の学園祭」で映画デビュー。2001年、映画「ウォーターボーイズ」早乙女聖役でブレイク。主な出演に映画「あずみ」、ドラマ「空から降る一億の星」「すいか」、バラエティ「踊る!さんま御殿」「世界ウルルン滞在記」など。今後は、4月8日(木)スタートのバラエティ「天才!志村どうぶつ園」、4月10日(土)放送のドラマ「東京ワンダーホテル」(両方とも日本テレビ系)、映画「オモヒノタマ〜念珠〜茸狩り」(’04年5月公開/主演・木元一樹役)などに出演する。
★金子貴俊ファンクラブ「僕党」
TEL:03-5457-1489
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集英社・刊
定価:740円(税込)
ISBN:4-08-650061-2 |
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| ドラマやバラエティで活躍の若手人気俳優・金子貴俊。彼が見せるソフトなキャラクターの影には、思いがけない少年時代の体験があった…。「あの頃」の思いを自身の言葉で書き下ろした力作。 |
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映画「ウォーターボーイズ」は、熱烈なファンが多い日本映画の名作です。この映画に出演したことが、その後の金子さんのチャンスを広げたことは間違いありません。でも実は、このチャンスは偶然にやってきたわけではないことが、著書『僕が笑っている理由』を読めばわかります。
――書類選考で選ばれた若手俳優たちが、プールで水泳審査なるものを受けた。オーディションがプールで行われるのは珍しく、緊張する一方、ワクワクもした。幼稚園の頃から義理のお兄ちゃんに負けじと習った水泳のおかげで、一次オーディションは見事、通過。(『僕が笑っている理由』より)――
金子さんは、「ウォーターボーイズ」出演の最初の‘つかみ’といえる「水泳」以外にも特技をたくさん持つ、実は多芸の人。茶道、乗馬、サーフィン、パソコンなど、ジャンルはバラバラですが、それは「多趣味」ということではなく、俳優としてのプロ意識が素になった「多芸」。
「もっと時代劇に出演したいという気持ちから、乗馬や茶道は仕事のために役に立つ時がくる、と思って始めましたし、殺陣も習いました。僕、スケジュールが埋まらなかった頃、事務所でアルバイトをしていたんですよ。タイムカードを押して、電話番をして、コピー取りをして、高校で簿記の資格を取ったので経理も手伝いました(笑)。事務所にくるオーディション要項にも全部目を通していたから、募集には条件がある場合が多いと気づいたんです。例えば、『乗馬ができる』とか…。じゃあ、仕事につながる何かを習ってみよう、と。時間が余っている不安をかき消す意味もありましたけど(笑)」
そうした「習い事」の数々は、好奇心旺盛で「新しいことをするのが大好き」という金子さんにすごく向いていた様子。茶道も乗馬も、仕事につなげようと始めたのに、やってみたら趣味として、とても楽しいものを見つけたと感じたとか。茶道で供される和菓子の魅力にも気づいたそうです。「ウォーターボーイズ」撮影後も、「せっかく始めたのだから、もう少し自分のものにしないともったいないな、と思って」、なんと2年間もシンクロを続けていた(!)、というから驚き。
「新しいことに挑戦するのを楽しめるようになったのは、俳優になり夢ができてからのこと。夢を叶えようという思いがあると、どんなにきつい稽古であっても、それが全然苦にならないんですよ。何でもやってみようと思っているし、やってみなくちゃわからないもんだなあ、と今は実感しています」 |
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インタビュー・文/中沢明子
写真/三宅数
ヘアメイク/近藤英雄
スタイリスト/鬼束香奈子 |
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