深田恭子 映画『天使』インタビュー 映画『下妻物語』から約1年……。今回、彼女が新たに挑んだのは、ファンタジーの世界から舞い降りた真っ白な“天使”! 地上の人々にハピネスを次々に与えてゆきます。
PROFILE
1982年11月2日生まれ、東京都出身。第21回タレント・スカウト・キャラバンでグランプリ受賞後、1997年にドラマ『Five』で女優デビュー。映画『下妻物語』では、日本アカデミー賞優秀主演女優賞ほか、4つの邦画映画賞を受賞。現在は、ドラマ、映画、バラエティ番組と、幅広い分野でますます活躍中!
『深田恭子meets天使』(祥伝社)は2006年1月11日発売。
オフィシャルサイト http://www.kyoko-channel.com/
深田恭子 インタビュー
1 ファンタジーの世界に住む“天使”は、猫っぽい?
2 もし、天使がいたとしたら? もし、自分が天使だったら?

『天使』

1月21日(土)より、渋谷アミューズCQN、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー。
桜沢エリカ原作のコミック『天使』を映画化。監督は、w-inds.、松任谷由実、東京スカパラダイスオーケストラなどのミュージック・ビデオをはじめ、音楽番組、セルビデオなどを手掛ける宮坂まゆみ。本作で長編映画の監督デビューを果たす。

★深田恭子さん初日舞台挨拶決定! 詳細はオフィシャルサイトへ。

STORY

恋に積極的になれないコンビニ店員、再婚に迷うシングルファーザー、ちょっとした誤解から学校でいじめに遭ってしまう女子中学生etc...。日々の生活に悩み苦しむ人々が住む街に、ある日突然、ひとりの天使が舞い降りてきた。勇気づけ、見守り、そしてそっと背中を押す。誰もが大きな愛を感じ、ピュアな気持ちになれるラブ・ファンタジー作品。

原作:桜沢エリカ『天使』『天使の巣』(祥伝社)
『天使』
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『天使の巣』
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『天使』舞台挨拶ルポ

本作で、シングル・ファーザーを演じた永瀬正敏さん。実は意外にも父親役に挑戦するのは今回が初だった。「念願だったので、嬉しかったです。ちいちゃん(子役)もかわいかったし、これは(実生活でも)早いとこ子供作らなきゃな、と(笑)」。一方、娘のちい役を好演した森迫永依ちゃんは、「撮影の合間に深田恭子さんや永瀬さん、永作さんといっぱいお話しして、遊びました。とくにお父さん役の永瀬さんは、とってもいい役者さんだと思いました」と発言し、場内は爆笑の渦!

2 もし、天使がいたとしたら? もし、自分が天使だったら?

大ヒットした『下妻物語』以来の映画出演となる恭子ちゃんが今回、挑戦した役どころは、純白の大きな羽を背負った“天使”。言葉を発することはなく、ただ、悩み苦しむ人々の元へふわりと舞い降りてきて、勇気と幸せをつかむ手助けをしてくれる。

誰の目にも見える存在ではない。天使を必要としてる人だけが、彼女の存在に気づける。表情だけでクルクルと喜怒哀楽を魅せ、ちょっとおてんばな天使。実は意外にもジンライムがお好きのようで……。 

プライベートでもたまにですけど飲みます。色あいがきれいだし、おいしいから。でも実際は、白ワインの方が好きかな。

恋に臆病なコンビニ店員のカトウ(内田朝陽)はある日、クラブで飲んでいた時、隣の女の子に自分のジンライムを横取りされてしまう。突然の行動に驚きながら、じっとその姿に目を凝らしたカトウの目に、うっすらと不思議な羽が映った……。

カトウと天使との出会いのシーンは、とても印象的ですよね。グラスを奪った後、一気にジンライムを飲み干す姿は予想に反して豪快だったし、それにすっごく美味しそうに見えました!

実はあのシーンを撮影した日は、偶然にも恭子の誕生日だったんです。スタッフさんや共演者のみんなが内緒で準備してお祝いしてくれて、嬉しかったです。それと、「天使」という名前のシャンパンをプレゼントして頂きました。たくさんの人におめでとうって言われるのは、ちょっと恥ずかしかったです。

『天使』の撮影準備には、大きな課題があったそうですね。それは恭子ちゃん演じる天使の、CGとの合成カット。

天使が「飛ぶ」シーンは、特製のシーソーに乗ったり、ワイヤーで吊られての撮影を行いました。初めてのことだったので最初は少し不安でしたけど、実際にやってみると苦労は1つもありませんでした。むしろ、全部が楽しかった! CGについては、CGのように見えて実はそうじゃないところもたくさんあるので、多分、映画を見てくれる人はどこがどうなんだか分からないかもしれない(笑)。見分けがつかないほど、すべてが自然なんですよ。

もし、自分が天使になれたとしたら、人にどんな幸せを与えますか? また逆に天使がいたら、どんな願いを叶えてもらいたいですか?

うーん。私は幸せは自分で頑張って得るものだと思っているので、もしそばに天使がいても、なにもしてもらわなくてもいいかな。でも、もし自分が天使だとしたら、人に手助けはしちゃうかもしれないな。天使は実際に存在するよりも、“いたらいいなぁ”って思える、心の中だけの存在でいて欲しい気がしますね(笑)。

私ってわりと現実的なのかもしれない。否定するわけじゃないんですけど、今までの人生でも、神頼み、占い、それからお化けなんかもぜんぶ信じてなくて。何かにすがったり頼ったりすることは簡単だと思うんです。だけど、自分を信じることがいちばん大切なんじゃないかなって。自分が頑張らなくちゃ、何も動いていかないし。

この作品での天使は、恋のキューピッド役でもあったと思うんだけど、現在、恋愛に悩んでる人にアドバイスは何かありますか?

そんなに悩まなくていいと思う(笑)。自分の直感を信じて、思った通りに動いたらそれでいいんじゃないかな。私はこれまで友達にも恋愛の相談とか一度もしたことないんです。ただ一つ言えることは、とにかく、後悔だけは絶対にしないように!

取材・文/永原由香子
撮影/藤里一郎

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