


1月21日(土)より、渋谷アミューズCQN、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー。
桜沢エリカ原作のコミック『天使』を映画化。監督は、w-inds.、松任谷由実、東京スカパラダイスオーケストラなどのミュージック・ビデオをはじめ、音楽番組、セルビデオなどを手掛ける宮坂まゆみ。本作で長編映画の監督デビューを果たす。
★深田恭子さん初日舞台挨拶決定! 詳細はオフィシャルサイトへ。
恋に積極的になれないコンビニ店員、再婚に迷うシングルファーザー、ちょっとした誤解から学校でいじめに遭ってしまう女子中学生etc...。日々の生活に悩み苦しむ人々が住む街に、ある日突然、ひとりの天使が舞い降りてきた。勇気づけ、見守り、そしてそっと背中を押す。誰もが大きな愛を感じ、ピュアな気持ちになれるラブ・ファンタジー作品。


昨年12月20日、東京・有楽町にて完成披露試写会が行われた。当日、会場には約2000人のファンが詰めかけ、上映前には出演者らによる舞台挨拶も。まさに天使そのもの、真っ白でレーシーな衣装に身を包んで登場した深田恭子ちゃんに、客席からは大きな歓声と共に拍手が。「とっても素敵な映画が完成しました。今日は楽しんで帰って頂ければ嬉しいです。劇中で身に付けている天使の衣装、それからネイルアートなどにも一工夫凝らしましたので、ぜひお見逃しなく!」と、ニッコリ笑顔。
東京のとある街。そこには恋に奥手なコンビニ店員のカトウ(内田朝陽)、恋人・カスミ(永作博美)と子供との間で揺れ動くシングルファーザーの吉川(永瀬正敏)、ちょっとした誤解で友達からいじめに遭っている女子中学生・みずほ(小出早織)など、かけがえのない “ 愛 ” を想う人々が暮らしている。そんなこの街にある日、空から天使(深田恭子)が舞い降りた。
悩み多き人にしか見えない天使は、猫のように無邪気で、時にはいたずらを仕掛けてみたりと自由気ままな性格。けれど天使は、勇気や希望、一歩前へと踏み出すパワーをそっと与えてくれる救世主だった。
恭子ちゃんが演じた天使は、最初から最後まで一切言葉を発しないという難役でしたね。
実際の天使はしゃべるかもしれないし、しゃべらないかもしれない。どっちなのかもわからないから、「台詞がない役どころです」って監督から聞いた時にも、あ、そうなんですかってなにも抵抗なく受け止めることができました。言葉がない分、表情には少し変化を出すようには工夫してみました。でも、ファンタジーの世界で生きている天使っていうのはそもそも、表情とかあまりないんじゃないのかなぁっと思ってもみたり。実際、原作で読む天使は、無表情というか、ごくごく自然体だったんです。だから極力、そのイメージを壊さないように心掛けました。
それと直感的にですけど、原作を読んだ時に「この子は猫っぽいなぁ」って思ったんです。だから猫の仕草などを意識して、演じました。役自体、いるかいないのかわからない存在だったんで、撮影中はどこかフワフワしたような不思議な感覚でしたよ。自分でやっててもよくわからない感じっていうか(笑)。でもとにかく、メルヘンな気持ちでずっといられたことは嬉しかったですね。

映画を色に例えるとすれば、まさに「ピンク」だと思いました。今回、監督をつとめたのは宮坂まゆみさんでしたけど、やっぱり女性特有の優しさみたいなものが見ていて伝わってきました。
あまり私は宮坂さんが女性監督だということを意識しなかったんです。でも、現場でもカメラの角度だったり、照明の当たり具合などを細かく指示されていて、丁寧で繊細に作っていらっしゃいましたね。それと、私と宮坂さん、それから原作の桜沢エリカさんは猫が大好きなんですよ。猫に愛情を持った人が作った映画という感じで、劇中にもたくさん登場するので、猫好きの人にはうれしいんじゃないかな。

天使が劇中で身に付けていた衣裳は、背中に衣のような羽がついていて、すごくかわいかった! もしやあのデザインは、恭子ちゃんのリクエストだったり!?
はい、そうですね。いろいろ提案させていただきました。いちばん最初、衣裳の打ち合わせをした時に用意されていた案は、かなりボーイッシュな感じだったんです。これはちょっと違うかなってまず思って。
それでその後、原作を読んでみたんです。原作の天使はちょうど、胸下のあたりに切り返しが入ってるワンピースで、さらに上腕のところがふっくらボリュームのあるパウスリーブでした。すっごくかわいくて気に入ったんですけど、『下妻物語』の桃子と同じような服だったんですね。だから、原作どおりのデザインにしてしまうともしかすると、映画を見てくれる人は桃子とイメージが重なってしまうんじゃないかなぁって。
ということもあって、天使は空を飛ぶ。なら、袖が長い方がよりきれいに映るかもと思って、なんとなくですけど、私なりのイメージを絵におこして監督に見せました。
次に考えたのは、髪型です。なるべく人間っぽくないというか、生身じゃない風に仕上げたかったので、シンプルに、ポニーテールをしてみました。前髪はぱっつんに揃えて(笑)。
爪も悩みましたね。白い衣装に合うものだと、普通ならフレンチネイルとかだと思うんですけど、今回の場合、天使がフレンチネイルなんかをしてると、爪がいかにも作り物っぽくて逆に人間っぽくなっちゃうのかもって。それじゃリアルさが出ないようにするには、どうしたらいいのか? そこで思い付いたのは、羽をつけてみたらどうなるのかな?ってこと。フワフワしたところが天使のイメージとぴったりだし、それにちょっと非現実的でもあるし。ということで、監督には指先と足につけてみたいってお願いしました。最終的には、恭子の案とスタッフみなさんの意見とが合体して、今回のような衣裳が完成しました。かわいく仕上がったので、大満足しています!
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