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うつくしい私のからだ 筒井ともみ
定価:1,575円(税込)
発売日:2007年4月26日
集英社刊
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うつくしい私のからだ
筒井ともみ(つつい ともみ)
雑誌『MAQUIA』で創刊から連載を始め、好評を得ている短編小説を単行本としてあらたに発進する。
ここに収録した20篇に登場する20人の女性たちは、自分のからだのどこかに、かならずしも美しいとは思えない、ひっそりと隠しておきたい部分をそれぞれがかかえていて、それが唇であったり、うなじだったり、髪、鼻、指・・と、コンプレックスとも言える部分と向き合い、つきあっているうちに、いつしか愛しいと思える感情に変わっていくことに気づいていく。そんなふうに自分と向き合うことで生きることや愛することの柔らかな手触りをつかんでいく様がやさしく描かれている。
嫌いだった自分を好きになる。壊れてしまった関係を余裕を持ってみつめられるようになる、など、現代の女性が大切にしているものを浮き彫りにするまでの物語が一篇ごとに手ごたえのある感動を生む。
著者プロフィール
脚本家・作家。1948年、東京・世田谷生まれ。成城大学を卒業後、スタジオミュージシャン(ヴァイオリン)を経て、書くことを始める。プロの脚本家としてのデビュー作は、テレビアニメの『ドンチャック物語』(テレビ東京)。『家族ゲーム』(TBS)で演出家久世光彦氏や服部清治氏の信頼を得て、数々の人気テレビドラマの脚本を手がけることになる。主な作品は『小石川の家』『センセイの鞄』『夏目家の食卓』など多数。さらにキネマ旬報脚本賞に輝いた『それから』を皮切りに映画にも進出。『失楽園』『阿修羅のごとく』『海猫』『嗤う伊右衛門』『ヴェロニカは死ぬことにした』(プロデュースも担当)など次々に話題作に関わる。
“無類の食いしん坊”であり、熱心な調理人でもあると自認する、その腕と舌のセンスの良さは映画のシーンにも生かされ、『失楽園』の「鴨とクレソンの鍋」や『夏目家の食卓』での「牛肉のバターソテー、ほうれん草の胡麻あえ、くわいの甘煮」などの献立は、原作をはなれて話題となったことでも知られる。
著書に『食べる女』(アクセス・パブリッシング)『着る女』(マガジンハウス)『おいしい庭』(光文社)など多数ある。
07年4月より東京芸術大学・大学院映像研究科で脚本コースのゼミを担当する。

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