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料理研究家は「料理は科学よ」とよくおっしゃいます。
その通りです。いわゆる料理のコツといわれるものには、すべて科学的な裏づけがあるのです。料理の上手だった「おばあちゃんの知恵」にも、理科的なバックボーンがあります。
逆にいうと、「料理に失敗した」ことにも理由があるわけです。「何年やってもうまくいかない」ことにも。
本書の主人公リカコさんは、そんな「見事な失敗」「素朴な疑問」を理科の先生にぶつけることで解決しようと試みました。学校を出てからウン十年たつリカコさんですが、理科の先生に訊いてみると、「そんなのぜんぶ、中学の教科書に出ていたでしょ」という答え。
ああ、なるほど、中学や高校の理科は、上手に家事をこなすためにあったんだ、と思ったリカコさんなのでした。 |
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