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寺下謙三
私を救う医者はどこ? よろず相談クリニック13のエピソード


寺下謙三

be relieved
profile

TERASHITA KENZO
内科医。心療内科医。専門は医療判断学、心理医学。
東京大学医学部卒業。現在、寺下医学事務所において、民間版侍医サービス「主侍医倶楽部」及び「法人主侍医」を提供。これらは優秀なドクターを一般診療以外の場でも活躍できるようプロデュースするもの。慶應義塾大学医学部薬理学教室において1996年より2006年まで、「医療判断学」の特別講義を開催。著書に『標準治療』(日本医療企画)『プライベートドクターを持つということ』(同友館)『imidas』 健康欄(集英社)など。

重病にかかった時、患者は急に、自分の命にかかわる選択を迫られます。
「誰に診てもらい、どんな治療を受けるべきか?」
この重大な選択は、ひとりの患者が持つ知識だけでは無理なことが多いのです。しかしかかりつけの医院に行っても、大きな病院で検査を受けなさい、と言うだけ。良い場合でも、「私の先輩がA病院にいるから」と紹介状を書いてくれるていどでしょう。テレビで紹介されるような「名医」は、数ヶ月先まで診療の予約がいっぱいです。つまり、患者にはもっとも重大な選択・決断を支援してくれる専門家がいないのです。
これではいけないと、医学知識とデータを集約し、誰が相談に来てもその時点で最適の治療法が選べるようにしようと活動しているのが、医療判断医です。まだまだ知名度や活動の場は小さいですが、全国で同じ志を持つ医師、看護士、医療コーディネーターたちが、少しずつ活動の輪を広げています。

本書はそんな医療判断を市井のクリニックで行おうとした医師たちのドラマです。
寺下医師の経験をもとにした13の物語(フィクション)で、最新の医学的知識も盛り込まれています。しかし安直な「医者選び本」ではありません。診察のときに患者はどういう不安や心理的落とし穴に陥るのか。信頼できる医師とはどういうものか。最新の検診方法とは? 先進医療とは? 医療訴訟や保険制度の問題は? など、医師と患者の物語を通じ、自分のこととして考えてもらいたい内容がぎっしりと詰め込まれています。
私を救う医者はどこ? よろず相談クリニック13のエピソード
定価:620円(税込)
発売日:2007/12/14
詳しくはBOOK NAVIへ
【目次から】
医療判断学事始
大丈夫と言える医者
誕生日の不幸
よろず相談クリニック
患者様1名様ごあんな〜い
「お得意様倶楽部」設立
知らぬが仏
検査へのためらい
甘えか病気か
医師を評価する
後の祭り
医局の功罪
運命を受け入れる子供
さよなら邪苦


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