
(岸本斉史・著)
集英社『週刊少年ジャンプ』連載。コミックス29巻、8/4発売。
映画『劇場版NARUTO 大激突! 幻の地底遺跡だってばよ』8/6公開に。TVアニメーションは東京テレビ系にて毎週水曜日19:27より放映中です。
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YUKI、オレンジレンジ、アジアン・カンフー・ジェネレーション、サンボマスター……ときて、共通するものって分かります? 実はみんな『NARUTO』のテーマ曲を手がけたことがあるんです。そして今、TVアニメ『NARUTO』のエンディングで、エネルギッシュに『スピード』を聴かせてくれているのが、この3人。“アナログフィッシュ”です。
ギターの下岡くん、ベースの佐々木くんが、それぞれ作詞を手がけ、歌う。すなわち「ボーカル2人体制」。このふたり、実はその出会いが小学校入学時(6歳!)まで、さかのぼります。すなわち、約20年来の友達!!
佐々木●小、中といっしょで、高校を出てから二人で始めて。
下岡 ●長野県に飯田という街があって、そこに流れる川を挟んだ喬木村という村なんですけど、そこです。
最初は二人がどの楽器をやるかはまだ決まっていなくて、こいつが歌うときは、こいつがギターを弾いて、おれがベースを弾くし。おれが歌うときはおれがギター弾いて、こいつがベースを弾くという感じ。その頃から“アナログフィッシュ”だった。
佐々木●21歳の時に上京して、バンド活動をやっていたんですけど、斉藤が別のバンドでちょうどやめたときに声をかけて。
斉藤 ●スタジオに入る前に、ふたりのうちに遊びに行ったんです。それで、まずいっしょにバンドをやるとかいう以前に「すごくいい友達ができたなぁ」って思いました。
――3人で最初に音を出した時に、あっ、これは行ける!って感じはあったんですか?
佐々木●強く!
下岡 ●何か「わぁ〜」って。
――長野県の喬木村って、山あり川ありで、かなり『NARUTO』的な環境じゃないですか?
下岡 ●そうですね。『NARUTO』でいうと、城がないだけで、あとは大体そろっていますね。
――それぞれ『NARUTO』で好きなキャラクターを教えてください。
佐々木●だれだろうな……。ちょっと待って……。うーん、サスケが好きですね。多彩なところと、万能なところ。
――ちょっと意外ですね。佐々木くんの歌って『スピード』もそうだけど、すごくまっすぐな気がするから、ナルトかと思った。
佐々木●ナルトはちょっとわかりやす過ぎるんですよね、僕には。
下岡 ●おれ……。あの、頭がいいやつ。影で縛れる……。
佐々木●IQ200のやつだ。
――『NARUTO』のコミックを持ってきているので、出しますね。
下岡 ●そうそう、シカマル。シカマルか、先生のカカシ。
――頭脳戦が得意なシカマルって、下岡くんっぽいですね。
佐々木●あ、ロック・リーも好きですね。ロック・リーが一番好きだな、おれ。
下岡 ●それ、ぴったりだね。
――ある意味、ナルトより分かりやすいキャラじゃないですか(笑)。ひとつひとつ努力でクリアしていく、まっすぐなタイプ。
佐々木●そうそう、猪突猛進な。
斉藤 ●偉い。みんなちゃんと読んでるんだ。
――斉藤さんは?
斉藤 ●いままで全然読んだことも、見たこともありませんでしたが、僕はやっぱりナルトですね。顔がいい。やっぱり主人公が好きです。
――3人の中では誰がいちばん強いんですか?
下岡 ●いや、こいつ(佐々木)が一番強いですね。強靱です、肉体的にも。
佐々木●単純に腕力だ。
下岡 ●腕力だし、意志も強いです、多分。僕らの中で何か決めごとをするときって、大体音楽のことじゃないですか。だから、音楽に関してこうしたいみたいなのは、一番強いんじゃないかと思うんです。そういうときの意志は。
――ふだん一緒にいる時にどんな話をしているんですか?
佐々木●大体僕が突っ込まれていますね、いろんなことで。
下岡 ●突っ込まれやすいんだよな。
斉藤 ●満載。
―― 佐々木君が突っ込まれ役とすると、二人が突っ込み役?
斉藤 ●ツートップです。
――佐々木くんが一人で攻め込まれている?
佐々木●自分には自覚がないんですけど……。
下岡 ●コンピューターウィルスは、『ほんとうにゾウリムシみたいなウィルスがいると思っていた』とか、それはおかしいから!
――プライベートの中で突っ込み役、突っ込まれ役というのがあるとして、音楽をやる上で、役割分担はあるんですか。
下岡 ●役割分担みたいなのは特にないですね。とにかく、三人でやるということで。だから、ドラムの州ちゃんはドラムだけじゃなくて、ボーカルやメロディーやコードにも口出すし、健ちゃんはベースだけじゃなくて、ドラムのこともギターにも口出すし。みんなが全体を見る。