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| s-woman.net編集部 Yosh |
2010/08/09 |
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こんにちは。エディターのYoshです。「ぶらりボルドーワイン散歩第2回」は作家の米澤よう子さんのところにおじゃましました!(ちなみにYoshの似顔絵を描いてくださったのも、米澤よう子さんです!)
訪れたのは東京駅・八重洲口に6月末にオープンしたばかりのフレンチカフェ「ペルショワール」。米澤さんが美術監修を手がけられたカフェは、フランスの香り漂うとっても可愛くて素敵な空間です。それでは、楽しいボルドーワインTALK、はじまり、はじまり〜〜。
●Yosh:米澤さんは長年パリに住んでいらっしゃいましたね。パリではどんなワインライフをおくられていたんですか?
●米澤さん:パリに暮らしていたときは、夕方に仕事が終わったころ、グラス一杯のワインを飲みに、わざわざカフェに一人で通っていました。夏はさっぱりとした辛口の白、冬は赤をちびちびと。1日の終わりに自分自身を振り返るとき、傍らにワインが欠かせなかったんです。カフェに出かけて、一杯のワイングラスを飲みながら自分と向き合う。それは私にとってとても充実した時間でした。ほかのアルコールでは、この充足感は味わえなかったと思います。
●Yosh:日本だとまだそういう習慣ってあまりないですよね? カフェで一人ワイングラス一杯を傾けるのは、なんだかまだ気恥ずかしいような気もしますが(汗)。
●米澤さん:日本人の間では「フランス」「パリ」「ワイン」というと=「こじゃれていおる」「格好つけている」というイメージがありますよね? でも私がパリで教わったことは、それとは違うんです。
日本人はとかく「ファッション」や「形」から入りたがるから(笑)、「ワイン」と聞くだけで「格好つけている」と気構えてしまうのかもしれない。でも私がおすすめしたいのは、ワイン一杯と過ごす時間を一日の間にもつことで、とても豊かになれるということなんです。お金がかかることでもないし、格好つけるためでもないんですよ。
●Yosh:でもお店の人や周りの方々の視線も気になっちゃったりして。
●米澤さん:人の視線を遮断するというのは難しいことだけれど、視線を自分に向けるよう意識してみると気にならなくなります。気持ちを整理したり、一日をリセットする大切な時間をもつというのは大切なことだと思うのです。その点をフランス人はよくわかっている。そうしたフランス人の大人な部分を見習うといいかなと思いました。そうじゃないと、色々なことが楽しめないんじゃないかと思います。
私がカフェに行くときにお供にしていたのはペンとメモ帳。 グラスをスケッチしたり、色と味の感想を書いてみたり。 これも集中するのに効果的な方法でした。ワイングラス一杯で楽しむこの「パリ流」ひとときは、実は自分を見つめる時間なんです。結果的に問題を自己解決できる「精神的成長」へとつながっていきます。
●Yosh:カフェでワインを飲みながら、イラストを描かれることもあったんですか?
●米澤さん:いえ、ありませんでした。パリでは仕事の流れでワインを飲むということはなかったんですよ。やるときはやる。でもワインを飲む場ではワインを楽しむ。仕事の空気を持ち込むことは、緊張感を持ち込むこと。周りもしらけてしまいますよね。だからワインを飲みにいくときは、それを楽しみに必ず仕事を終わらせてから行きましたよ。
●Yosh:パリではボルドーワインはよく飲まれましたか?
●米澤さん:パリのスーパーマーケットやワイン店にいくと、数ある産地のなかでもボルドーの銘柄のバリエーションがいちばん豊富だったんです。だからおうちでデイリーに飲んでいたのは、ボルドーが多かったですね。それからボルドーの赤って、飲み始めから強くいってくれる。特にお肉料理にはぴったりでした。個人的にはミディアムボディの赤が好きですね。
●Yosh:最後にバリューボルドーコミュニティー会員のみなさんにメッセージをお願いします。
●米澤さん:ワイングラス一杯をお供に自分自身でぼーっとする時間を1日1回もってほしいと思うんです。形から入ってOK。でもいつかその一杯の時間がもたらしてくれる豊かさに気づく時がくる。
私は仕事でパリジェンヌのおしゃれにまつわるイラストをよく描きますが、イラストを通して彼女たちの「スピリット」を伝えたいと思っています。それはワインにも通じていて。一杯のグラスを楽しむというスタイルから、パリジャン、パリジェンヌたちが込めた「価値観」を日本の女性たちに伝えたいと思うのです。
●Yosh:私も早速、ワイングラス一杯で過ごす時間、試してみたいと思います。ありがとうございました!!
※米澤よう子さんが美術監修を務めたカフェ「ペルショワール」のサイトはこちら
Http://www.perchoir.jp
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